最近、お年寄りが運転しての事故が多い。記憶に新しいところでは、横浜で小学生たちが登校中の列に軽トラックが猛スピードで突入し、小学1年生の男児が死亡した事故がある。その事故を起こした容疑者が87歳の男性なのだが、前日の朝に自宅を出発し、その後自宅に戻らず、やみくもにあちこち走行し続け、最終的に登校児童たちの列に突っ込んだらしいことが判明した。その間、二回給油しているのだが、本人には確かな記憶がなく「車で徘徊中だった」らしいことが裏付けられつつある。近年、80代、90代でも車を運転し続けている人たちは多い。若い時から運転し続けているので、多分、習慣として車で出かけ、出掛けるときには運転する、というスタイルが定着しているからだろう。そのこと自体を責めることは難しいが、年齢が進んで記憶力も反射神経も判断力も年々衰えていく。近年、高齢者が引き起こす車の事故、それも人身事故が多発している。これまでは一般的に、反射神経が鈍くなってきたことが原因の事故だと捉えてきた。この事故が教えようとしているのは“もう一つの可能性”で、本人や周囲が自覚しているかどうかは疑問だが、“車で徘徊する認知症”の高齢者が出て来始めたという危険性だ。おそらく、これは特異なケースなのではない。今後、増えていく可能性が高い“象徴的なケース”なのに違いない。独り暮らしの高齢者が多くなってきている現在、周囲との付き合いがそれほどなければ、誰も“認知症の到来”を発見できない。本人は「少しボケて来たのかなぁ」程度の自覚しかない。実際、本当の“認知症”と“高齢がもたらす諸症状”とは紙一重である。私だって記憶力はとみに衰え、60代に入って体力や気力も急速に失われつつある。今後、ますます高齢者が増えていく以上「車での徘徊」が流行りだす兆しだけは、何としても防がなければならない。
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