昨年春から“退職代行サービス”を開始した企業がある。つまり、いま勤めている会社を辞めたくなったなら、そしてそれを“言い出しにくい状況”なら、自分たちが変わって「退職」を会社側に伝えてあげますよ、というサービスだ。つまり、自分で会社に出向かなくても「退職」を完了させてくれるシステムといえる。もっとも無料ではない。会社員の場合には5万円、アルバイトなどの場合には4万円を振り込まなければならない。それでも、もう嫌だ、となった会社に出向かなくて良いなら、その方が良いと選択する20代~40代の会社員は多いらしい。確かに、私も若いころは“会社員”の時代があったので、その気持ちは十分にわかる。だから結局、働いた分の給与を貰わずに辞めてしまったところさえある。まあ、今考えてみると、別に堂々と辞めれば良いことで、卑屈になどなる必要はなかったのだが、何しろ若い。感情的にもなりやすく、上司や経営者と顔を合わせること自体、嫌だった記憶がある。う~ん、なんと可愛らしい私であることか。ともかく、そういう人たちの“味方”であることは間違いない。ただし、会社側と交渉するとか、取引するようなことは一切しない。あくまで「退職」を伝えるだけなので、保険証などを持って来てくれるわけではない。それらは郵送されてくる。確かに、このサービスは良い。それならば、辞めた後の「就職代行」のサービスはないのだろうか。現代のような家に居ながらでも“仕事可能”な職種が多くなった時代においては「就職代行」があったとしても不思議ではない。それに、実際には、こちらの方がはるかに“需要が多い”ような気がするのだ。例えば、面接ということが極端に苦手な人たち。遠方なので、直接会社に出向くのは難しい人たち。顔などの外見に多少、問題のある人たち。そういう人たちは「就職代行」を限りなく求めているような気がするのだ。そうして、面接会場には、いつもの“代行サービス会社”の面々が並んで座っている…。
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ときどきTVから録画してあった大昔の映画を観る。昨日も80年代前半に公開された原田知世主演の「時をかける少女」を観た。この映画は筒井康隆氏の小説を脚本化したもので、ちょっとSFっぽ 続きを読む