今年の1月5日、私は今年の「日本株」がドル円相場や原油価格が落ち着くまでは、完全な“上昇気流”に乗ることは難しくアップダウンの激しい相場展開になるだろうことを予告した。ドル円相場では1ドル113円台に戻るまで、原油価格では60~80ドルの間に戻るまで…というのが私の予測だった。そして3月下旬に差し掛かった現在まで、ドル円は一度112円台まで進んだが113円に届くことはなく、原油価格は当時からすれば大いに値上がりしたが、それでも60ドル手前で足踏みしている。そして、それらを象徴するように、日経平均も昨年夏の値には遠く及ばず、それでも徐々に値を戻して、昨年末と比べれば1600円ほど値上がりしている。ただアメリカのダウやナスダックに比べると、腰の重い上昇でアップダウンどころか“身動きの取れない動き”が続いている。ところが、ここにきて鮮やかに反転してきたアメリカ株の状況がおかしい。22日、ダウは一気に460ドルも下がった。ナスダックも109ポイント下げた。ヨーロッパ経済が低迷していることも材料視されたが、一番の材料はアメリカの長期金利が下落し、一部の短期金利を下回るという“逆転現象”が起きたからだ。これを「逆イールド」と呼ぶ。FRBが年内利上げの見送りを示唆したことと併せて「景気後退期に突入」したことの前兆とされる。もちろん、これらはドル円相場に大きく影響する。経済の不安定さは「円高」を呼ぶのだ。そうすると当然「日本株」も下落する。日本株が大きく下落すると、ますます円高になる。ということで、しばらくはニューヨークに引き摺られて日経平均が大きく下げ、それに引き摺られて世界の株価が下がり、ニューヨークが下がり、東京が下がる…という“下降トレンド”を形成する可能性がある。問題は、どこでストップがかかるかだ。3日くらいでストップがかかれば、再び上昇に転じる可能性はある。だが、それでも下がりきらないようだと、相当に深くまで落ちる。期間的にも長期間の低迷となる。現在の「日経平均」には“歯止め”になるラインが乏しいのだ。したがって、もしかすると一気に下がってしまうかもしれない。せっかく、何とか持ちこたえてきた日本の経済だが、米中貿易戦争をきっかけにおかしくなってしまった。アメリカや中国の“景気後退”は、或る程度、良い状態が続いて来て後だからまだ良いのだが、日本の場合は“もう少し”“もう少し”と待ち続けて“浮上せず”の状態を長く続けながらの結果だから、その反動ははるかに大きい。どうか、この予測が大きく外れて、景気後退入りしないことを祈るばかりだ。
「アメリカンドリーム」という言葉がある。文字通り「アメリカで夢を叶える」的な意味合いの言葉だが、この言葉につられて、どれだけの人が母国を離れているのだろう。そして、どれだけの人が「 続きを読む
海外のさまざまな観光地を旅行された経験がある方なら、だれでも感じたことのある違和感の一つに「歴史的建造物」や「遺跡」周辺と、それ以外の地域とでは明らかに“違う街”として扱われている 続きを読む
暦の歴史を調べると、いろいろと興味深い発見がある。その一つは、一年における開始時期についてだ。われわれは年初を太陽暦の“1月1日”に置いているが、歴史的には“そうではない時代”の方 続きを読む
昨年の12月だったか……「パーカーとか着るオジサン」論争というのがネット上であった。その時には、別にたいした興味も持たず「そんなことを言う女性が居るんだ」程度の認識だった。ところが 続きを読む
誰でも病気をすれば体力が失われる。その病気からは回復しても、体力そのものはすぐに戻らないケースが多い。タレントの壇蜜氏が最近久しぶりにTV番組に出たが、その頬肉が削られ、その目に眼 続きを読む
「姓名は“生命”に通ずる」と言ったのは、確か熊崎健翁氏だったような気がするが、文字通り「日本」が戦争に突入する気配が生じていた頃、俗に「熊崎式姓名学」とも呼ばれた“独自の理論”が急 続きを読む
11月4日にエジプトのカイロ近郊に出来た「大エジプト博物館」が一般公開される。この博物館は建設開始から13年が経って、ようやく完成をみた巨大な博物館だ。何しろ“東京ドーム”十倍に当 続きを読む
最近は少なくなったように思うが、昔はどこにでも「世話好きなおばさん」というのが存在した。特に親戚の世話好きなおばさんは、やたら、あれこれ、こまめに連絡をくれ、世話・面倒をみようとす 続きを読む
双子の人たちが、或る種の共通性を持っていることは、よく知られている。何を行うのでも、だいたい共通しているし、性格や体質や能力など「双子あるある」は、よく知られた話だ。実は、運命学的 続きを読む
シンガーソングライターのキタムラリョウ氏が今月24日から「行方不明」になっていて、警察にも届けてあるが、なにかを知っている人がいれば“情報提供”して欲しいと、妻で同じくシンガーソン 続きを読む