片岡愛之助氏と藤原紀香さんが「結婚記者会見」を帝国ホテルで行った。二人は終始「阿吽の呼吸」で言葉をつないだ。そういう「記者会見」を久しぶりに見た。日本人的な対応の仕方で、結婚会見であるのに「プロポーズをまだしていない」というのも、日本人カップルらしい“形”であった。そう日本人同士のカップルには元々「愛の告白」であるとか「付き合ってください」宣言であるとか、改めての「プロポーズ」であるとか、本来、不要のものなのである。日本人カップルの何割が「告白」の後で付き合っているだろうか。或いは何割が「プロポーズ」後に入籍しているであろうか。実際には“意外なほど少ない”のではないだろうか。日本人は元来、欧米人にはない「テレパシー集団」で、仕事でも結婚でも「阿吽の呼吸」の中で行ってきた。言葉など用いなくても“通じ合うもの”があり、それで十分だったのだ。だから「告白」などいらずに付き合えたし「プロポーズ」などせずに入籍できたのだ。それで違和感を感じることもなかったのは、元々が言葉なくても“通じ合う”「阿吽の呼吸のテレパシー集団」だったからだ。近年、日本人なのに「告白」から入ろうとする人が多すぎる。日本人なのに「プロポーズ」で確証を得ようとする人が多すぎる。日本人なら“黙っていても通じる”のが本来の姿なのだ。
私などはどうしても昔の名前である「桂三枝」と言いたくなるのだが、もう6代目「桂文枝」を襲名して13年も経っている。それなのに、未だに「三枝」と言いたくなるのは、妙に、その名と本人の 続きを読む
愛知県豊田市で19歳の女性・東川千愛礼さんが、刃物で胸などを刺され玄関先で死亡しているのが発見された。その翌日、京都方面に逃亡していたとみられる元交際相手・安藤陸人(20歳)が殺害 続きを読む
最近、見知らぬというか、聴き慣れないというか、政党が次々と誕生している。時代の変化は、当然、政界にも及んでいて、昔からの“弱小政党”はだんだん忘れられつつある。そこで…というわけで 続きを読む
ペルーのワスカラン山で日本人登山家ふたりが遭難し、その一人である登山家で医師でもある稲田千秋氏(40歳)が亡くなった。もう一人の登山家・寺田紗規氏(35歳)の方は救助されたが衰弱し 続きを読む
いつの頃からか北海道の十勝・大樹町と言えば「宇宙のまち」という形が根付き始めた。この町には、他にも「砂金のまち」とか「ミニバレー発祥のまち」とか「清流日本一のまち」とかいうアピール 続きを読む
今から13年前「東京」と「ニューヨーク」では、ほとんど変わらなかったものがある。ドル換算による当時の“平均月収”だ。やや意外な気もするが、それまでの日本は、そんなに“薄給の国”では 続きを読む
バブル期に放映され人気を集めた「笑ゥせぇるすまん」の実写版12回が、7月18日からテレビ東京系で配信されるという。その主役である“無料で幸せを売る男”喪黒福造役となったのがロバート 続きを読む
6月23日にフジテレビの制作部長が「常習賭博」の疑いで逮捕され、続く24日には現役アナウンサー(27歳)がオンラインカジノを行ったとして「書類送検」された。実質、同じことを行ってい 続きを読む
ときどきTVから録画してあった大昔の映画を観る。昨日も80年代前半に公開された原田知世主演の「時をかける少女」を観た。この映画は筒井康隆氏の小説を脚本化したもので、ちょっとSFっぽ 続きを読む
歴史の教科書に出て来る「ハンムラビ法典」その中に「眼には眼を、歯には歯を」の一節がある。これは一般に誤解されやすい諺でもあるのだが、本来は「眼を潰されたなら、相手の眼を潰し、歯を抜 続きを読む