ときどき「凄腕セールスレディー」の話は聞く。けれども、50歳までは専業主婦だった女性が、その後に仕事を始めて89歳になった時70億円を売り上げ“日本一”に輝いたとなれば、誰でも驚嘆する。しかも現在は99歳だが、今もって“現役セールスレディ―”なのだ。厳密にいうと、明日30日で99歳になる川上二三子氏である。彼女は、それを記念して『99歳、現役です!最高齢ニッセイセールスレディ―の生きかた働きかた』という本を上梓した。長すぎるタイトルが気になるが、99歳になって本を書くというのも中々珍しい。考えてみれば自伝というのは、このくらいの年齢になって書けば、文字通り“自らの人生”を語りきることが出来る。そして彼女のような人物がいるなら、50歳前後で専業主婦として生きてきた女性であっても「これからだって遅くない」と闘志を燃やすことが出来るかもしれない。奇妙なもので、人間は「ダメ」と思ってしまうとダメになってしまうし「これからだ」と開き直ると新たな展開が見えてくる。もちろん、やる気だけでなく「運」というものが微妙に関わっていることは否めない。その一つに、この川上二三子氏の場合、出生時のホロスコープで太陽が冥王星と150度アスペクトを持っていた、という重要な事実がある。私は昔『占星学秘密教本』という本を書いているが、その中で太陽と冥王星の150度アスペクトについて、何人もの実例を挙げながら「霊的生命力の持ち主」に見られるアスペクトだと表現した。つまり、特殊な生命力を秘めていて、それが個々の職業とか運命とかに強く作用していることを解説した。彼女の場合にも、このアスペクトの威力が働いていたことは間違いがない。99歳で現役であること自体が“特殊な生命力”であるともいえる。そればかりではなく、彼女の仕事が「生命保険」であること、まさに生命そのものは喪われたとしても、その後に亡くなった霊的生命が「保険金」を届けてくれる。これほど“霊的生命力”と奇妙な結びつきを持つ仕事は珍しい。もう一つ、彼女の初婚の時の夫は、結婚してすぐ戦地へと旅立ち、帰らぬ人となった。もしかすると、その“亡き魂”が生命力を発揮し、彼女の奨める「生命保険」契約を後押ししていたのかもしれない。
アメリカのトランプ大統領が米国民に対し“関税収益”から、高収入の人を除いて全員に「2000ドル(日本円で30万円)」以上を支給する、と約束した。改めて、この人物は「すごいな」と単純 続きを読む
昨日、NHK党の党首である立花孝志(58歳)が「名誉棄損」により逮捕された。その「名誉棄損」を受けた本人は既に亡くなっているが、その遺族が6月に“刑事告訴”していたもので、やっと“ 続きを読む
「アメリカンドリーム」という言葉がある。文字通り「アメリカで夢を叶える」的な意味合いの言葉だが、この言葉につられて、どれだけの人が母国を離れているのだろう。そして、どれだけの人が「 続きを読む
海外のさまざまな観光地を旅行された経験がある方なら、だれでも感じたことのある違和感の一つに「歴史的建造物」や「遺跡」周辺と、それ以外の地域とでは明らかに“違う街”として扱われている 続きを読む
暦の歴史を調べると、いろいろと興味深い発見がある。その一つは、一年における開始時期についてだ。われわれは年初を太陽暦の“1月1日”に置いているが、歴史的には“そうではない時代”の方 続きを読む
昨年の12月だったか……「パーカーとか着るオジサン」論争というのがネット上であった。その時には、別にたいした興味も持たず「そんなことを言う女性が居るんだ」程度の認識だった。ところが 続きを読む
誰でも病気をすれば体力が失われる。その病気からは回復しても、体力そのものはすぐに戻らないケースが多い。タレントの壇蜜氏が最近久しぶりにTV番組に出たが、その頬肉が削られ、その目に眼 続きを読む
「姓名は“生命”に通ずる」と言ったのは、確か熊崎健翁氏だったような気がするが、文字通り「日本」が戦争に突入する気配が生じていた頃、俗に「熊崎式姓名学」とも呼ばれた“独自の理論”が急 続きを読む
11月4日にエジプトのカイロ近郊に出来た「大エジプト博物館」が一般公開される。この博物館は建設開始から13年が経って、ようやく完成をみた巨大な博物館だ。何しろ“東京ドーム”十倍に当 続きを読む
最近は少なくなったように思うが、昔はどこにでも「世話好きなおばさん」というのが存在した。特に親戚の世話好きなおばさんは、やたら、あれこれ、こまめに連絡をくれ、世話・面倒をみようとす 続きを読む