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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


「韓国の大統領」と「大阪のトップ」


こんな風に結び付けて捉えるのは良くないのだと思うが、どうしても私には「韓国の大統領」たちの“その後”と「大阪のトップ」の“その後”とが、重なり合って見える部分がある。「大阪都構想」の住民投票は昨日、反対多数で否決された。それに関しては、何日か前にもちょっと書いたので重複はしない。もうかなり昔の話になるが、大阪には横山ノック氏という府知事がいた。彼が最初に当選した時、私は「さすが大阪だな」と感心したものだ。或る意味で「度量のある地域だ」と称賛もした。ところが、やがて彼は「セクハラ」で告発される。表現としておかしいが“袋叩き”になって辞めさせられた。橋下徹氏が知事になった時にも「さすが大阪だな」「度量のある地域だ」と同じことを思った。橋本氏の場合は最初からトラブルが多かった。称賛される一方で批判も浴び続けた。そして「都構想」が否決され、引退に追い込まれた。今回も松井氏は、同じ結果になった。ネット上の意見はなかなかに辛辣なものが多い。まあ、二度目なのだから、仕方がない、と言えば仕方がない。金銭面にシビアな関西人からすれば、ムダなことに税金を使ったのだ。関西人というか、大阪人というか、とにかく白黒をはっきりつけたがる。過去に、どんなに優れた業績があろうと、手のひらを返したなら容赦はしない。そこが、韓国人(朝鮮人も含む)と似ている。香港人もに似た気質はあるし、タイ人にも似た気質はある。どちらかというと日本人は、行政的な失敗を犯したとしても、何かしらの問題を残したとしても、袋叩きにはしない。けれども、日本人でありながら、地域的に異質な大阪人(関西人)は、その点では韓国人と同様である。韓国の歴代の大統領たちは、そのほとんどが悲惨な晩年を迎えている。辛いものばかり食べると、感情が激しくなりやすいのだろうか。いくら「大阪」といえども「韓国」のトップほど惨めにはならない。そういう意味では大阪人も日本人なのだ。いや「大阪」は、最終的には「日本」から「バチカン」のように独立したかったのか。日本でありながら、日本でなくなれば、居ながらにして海外旅行が楽しめるということで、それはそれで素晴らしいことなのだが…。
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