昔から“お金”と同じような扱いをされてきたものに“金貨”がある。その金貨が平成30周年記念式典に合わせて、来年2月「財務省」より「1万円金貨」として発行される。「ビットコイン」などの仮想通貨がネットの画面上で“金貨”として登場するが、実際に手にすることはできない。それに対して、この金貨の場合には実際に購入して“金貨を手にする”ことが出来る。これまでの調査からも、日本人は“電子マネー”よりも実物の“現金”が好きで、強制的にでも変えさせない限り、なかなか“現金信仰”が無くならないのではないかといわれている。そういう意味でも、この記念硬貨は人気が出そうだ。表に“羽ばたく鳳凰”が描かれ、裏に“菊の御紋”が描かれ、何となく“気品”も漂う。しかも、この金貨「1万円」硬貨なのに13万8000円もする。同じく発行される「500円銅貨」の方は、そのまま500円として販売するのに「1万円金貨」だけが13万8千円というのは、何となく納得いかないが、おそらく“仮想通貨”のように希少価値から価格が高騰し、あっという間に20万円とか30万とかで取引されるようになってしまうのではないだろうか。そうなると、実際には手に取ってみることが出来ない人たちが出てくる。だから、或る意味では実在する“仮想通貨”のようなものなのだ。そこで、もし、この1万円金貨を実際にお店などで使用したならどうなのだろう。多分、当たり前の話だが1万円として処理されるに違いない。例えば私の所へ来て「記念金貨でお支払いしてもよろしいでしょうか」と言われたなら「おつりは出ませんけど、それでもよろしければ…」ということで受け取るだろう。そうして、それをどうするか、悩んでしまいそうだ。もちろん所有し続けても良いのだが、1万円として受け取りながら、20万で“売り渡す”のは何となく気が引ける。かといって、それをすぐコンビニなどで使ってしまうのは、なぜかしらもったいなくて出来ない。こう考えてみると、ちょっと“厄介な金貨”のようにも思えてくる。通常の紙幣としての流通が難しいなら、最初から「金による切手」として発行した方が良かったのではないだろうか。
大相撲のロンドン公演が15日~19日まで「5日間」ロンドン市内の中心部に位置する「ロイヤル・アルバート・ホール」という劇場で行われる。ロンドン市内で「大相撲」が行われるのは、34年 続きを読む
何となくの“危うさ”を誰もが感じていた「日本株」の急上昇、待ってましたとばかりに急ブレーキをかけたのがアメリカから中国に向けた「追加関税100%」という爆弾の投下だ。もちろん中国も 続きを読む
役柄とはいえ、米倉涼子氏の人気を不動にしたドラマで凄腕医師であった彼女は「わたし失敗しないので…」で視聴者たちから、熱いエールを受けた。今、その名台詞が“我が身”に重くのしかかって 続きを読む
やはり運命学的な“事実”を軽んじることはできない、ということが判明した。わたしが既に記していたように「公明党」が「自民党」との連立を拒否した。高市早苗氏は、私が以前から言っているよ 続きを読む
昔からの格言に嘘はない。「老いては子に従え」という言葉などは、その代表的なものだ。人間、或る程度の年齢になってくると、徐々に体力も気力も能力も衰えて来る。そういう時に、人間が“出来 続きを読む
TV「徹子の部屋」のトーク番組に出演した元シブがき隊の布川敏和氏(60歳)が“奇妙な偶然”の話をした。彼が元妻つちやかおり氏と結婚したのは1991年で、それから20年以上もの間、表 続きを読む
自民党総裁に就任したばかりだが、早くも高市早苗氏が苦境に追い込まれている。その一つは連立を組んできた公明党が“離脱する”可能性が出て来たことだ。元々公明党というのは、良くも悪くも「 続きを読む
わたしは今年8月14日に《「ダウ」&「日経」共に“4万円台”シーソーゲーム⁉》というタイトルでコラムを書いた。その当時はアメリカ「ダウ」の株価に引っ張られる形で「日経平均」の株価も 続きを読む
自民党の総裁選は大方の予想を裏切って高市早苗氏が予選でも決戦でも“堂々の一位”で“女性初の新総裁”となった。おそらく15日に首相となる。「日本」に女性の首相が誕生するとは、時代も変 続きを読む
昔と違って、今は何でも“世間に知れ渡る”のが早い。そして“隠し事”が難しい。昔なら“隠し通せたこと”が、今は表沙汰になる。そういう中で「政治」を志す人は、だから“身の潔癖な人”であ 続きを読む