芸人の藤本敏史氏が14日、自らのYouTubeチャンネルを通じて「週刊誌記者さんへの大切なお願い」という呼びかけをした。彼の素晴らしいところは、こういう“お願い”をするときでも、ちゃんと「記者さん」と書いていることだ。彼は、自分がそれまで誰にも一言も言っていないことが「関係者」の言葉として語られ、まるで自分が周囲にそう言っているかのように書かれることであるという。つまり、雑誌報道で前夫人である木下優樹菜氏に“新しい恋人”が出来たことが報道され、それと合わせ「復縁を願っている元夫」として自分の名が取り上げられたことにあるようだ。しかも、それは“関係者の言葉”として出て来る。藤本氏は「関係者って誰やねん」と怒っている。つまり、自分は周囲の誰にも「復縁したい」などと言ったことがないと断言する。もし、これが誰かに、そういうふうなことを話していたなら、引っ張り出してきて書かれても仕方がない。「芸人」という“人目に立つ仕事”をしている以上「1を10にして書かれるのはやもう得ない」と彼は言うのだ。けれども、誰にも言ったことがないことを“関係者の言葉”として勝手に書かれるのは、許せないというのだ。「0を10にして書くのだけは止めてくれ」と頼んでいる。それは当然だろう。元夫婦の“子供たち”までが関係してくる話なのだ。自分や元夫人は“芸能界に居た”人間だから、その辺のところはそれなりに見過ごすことが出来る。けれども、子供たちはそうではない。さらに“新しい恋人”とされるサッカー選手も、芸能人とは微妙に異なる。彼は、そういう免疫性の乏しい人たちまでも「巻き込まないでくれ」と言いたいのだ。おそらく、そういう記事のことを知ったなら、もし“結婚”を意識しているなら、当然、“新しい彼”は慎重になるだろう。子供たちにしたって「新しいお父さん」として接近しにくくなるだろう。おそらく藤本氏は、その辺のことまで考え、記者たちに“お願い”しているのだ。なんと優しく、すばらしい「元夫」ではないだろうか。「0を10にして書く」のは“記者”ではない。
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