昨日、元「SKE48」のメンバーだった山田樹奈(22歳)が三人の仲間と共に「詐欺」及び「特定商取引法違反」で逮捕された。為替変動に投資する「バイナリーオプション」の“投資手法伝授”を謳って会社員から50万円を払わせ、実際には何らのアドバイスも行わなかった容疑で、告発され逮捕に至ったのだ。同じような手口による“被害者”は100名以上いると見られ、その総額は5800万円に上る。なかなかの“本格的な詐欺集団”なのだ。昔から、ギャンブル的なものに対して「絶対に儲かる」を“売り言葉”に「儲かり技法の伝授」という形で“詐欺”を働く人物や集団が後を絶たない。もちろん、これは“騙す”方も悪いのだが、“騙される”方にも問題はある。総じてギャンブル系のものは「絶対に…」などと言う保証はない。だから、それを謳っている時点でアウトなのだ。けれども「詐欺商法」はどれも「儲かるかもしれません」とか「儲かる可能性があります」とか、そういう風なあいまいなことは言わない。詐欺商法に金を払うのは「絶対に儲かりたい」人たちだからである。占いでもそうだが、大体が「100%当たる」などと言うような人物に、ろくな人物はいない。そんなことは土台が不可能だからだ。昔からよくある「投資詐欺商法」の一つに「未公開株サギ」の手口がある。これは東証に上場する前の段階で創業間もない将来性有望な企業の株に投資しておけば、やがて上場した時「大金が入ってくる」と誘うもので、実際、そうなっていく企業というのはたくさん存在しているので、引っ掛かりやすい。だが、上場されていない企業に関しては、よほど新興企業に対して詳しい人でもない限り、どんな企業があり、どんな事業をしていて、今後どうなっていくかなど、調べようがない。だから、それらしい資料とか数字とかを見せられると、ナルホドと信頼してしまったりする。実際、ソフトバンクGの孫氏などは、将来性有望な企業を発掘してくる達人で、それらに“投資”したことで今日の財産を築いた。謂ってみれば、孫氏などは“その企業の将来”を直感的に占って、彼の“直感”がOKを出せば“いくらでも投資する”という手法なのだ。だから「未公開株」が“大化け”して巨富を生み出してくれることはある。けれども、事業に関して、商取引に関して、株というものに関して、予備知識のない人が安易に手出しすべきものではない。どういうギャンブルだって一通りのルールを知って賭けるだろう。自分が“未知なもの”は「金の卵」とはならないのだ。
オリンピックを「平和の祭典」というふうな表現をしていたのはいつだったろう。いや、今でもだろうか。まさか、もう誰もそんなことは信じない。いろいろな意味で、オリンピックは汚れてしまった 続きを読む
ときどき“ややこしいこと”をする人がいる。そしてそれが妙に注目を集めて、欧米においては“寵児”として人気者になったりするケースも多い。そういう人物の一人が「アヤ・ナカムラ」だ。果た 続きを読む
わたしは動物たちに関して詳しくないのでわからないが、犬は「飼い主」を求める性質を持ち、猫は「飼われた家」を求める性質を持つ、ということは知っている。つまり、どこまでも飼い主を捜し求 続きを読む
国家の“経済運営”に大きな役割を果たすのが中央銀行の「利上げ」と「利下げ」の決断だ。現在、その「利上げ・利下げ」の両方で、日本とアメリカ…それぞれに“決断の時”が訪れようとしている 続きを読む
近年、アスリートたちの“早熟化”が進んでいる。あらゆるスポーツの分野で、幼い頃からの“英才教育”とでもいうか、特別指導が行われていて、それが実を結んで、早くからその能力を存分に発揮 続きを読む
世間の9割方が、今回の米大統領選は「トランプで勝負あった」と見ていたのに、ここにきてバイデン現大統領が「撤退」を表明。現副大統領である「カマラ・ハリス女史を推す‼」と方針転換した、 続きを読む
“時代の変化”はどうしようもなく、やって来る。それは誰しもが経験することで、どの年齢の人たちもが、いずれは感じるようになる。問題は、その変化に“自分を合わせて”生きて行けるかだ。こ 続きを読む
異常気象というのは、時として思いもかけぬ「発見」をもたらす。ブラジル南部を襲ったのは記録的な豪雨だった。それによって多数の地域で洪水とか土砂崩れなどが起こったのだが、それによって視 続きを読む
その名前は確かに父親が日本人であることを物語っていた。ファビオ・トシロウ・キクオ氏(42歳)は、6年間交際した相手であるブルーナ・ビジャリーニさんとの結婚式を無事に終え、翌々日には 続きを読む
第171回目の直木賞が、一穂ミチ氏に決まったという。最初は同人誌でボーイズラブ小説を手掛けていて、それが編集者の眼に止まり、近年、一般小説に転向していった作家らしい。それは良いのだ 続きを読む