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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


お客様は「外国人」と化した「日本の百貨店」


昨日1月31日で東京新宿の「東急百貨店」や北海道帯広の「藤丸百貨店」が閉店した。東急の方は55年の歴史に幕を下ろし、藤丸の方は122年の歴史の幕を下ろした。東急百貨店については多くの人が知っていると思うので、藤丸の方の話をしたい。北海道でいくつもの百貨店があるのは札幌市のみで、帯広市も北海道としては“大きな都市”なのだが、それでも「藤丸」という“唯一の百貨店”すら守ることが出来なかった。最盛期の三分の一にまで売り上げが激減していたらしい。一時期、どの都市でも“百貨店の危機”が伝えられた。ところが、その後になって、大都市の多くは“その勢い”を盛り返しつつある。奇妙なことに、大都市にはいくつもの百貨店があるのに崩れ去ることがなく、地方都市には“唯一の百貨店”だったところが多いのに、次々と崩れ去っていった。どうして、そういうことになったのか。その違いは“観光客の購買力”にある。大都市の場合、観光客が百貨店を利用するのだ。例えば札幌の場合、道内の地方からも、本州からの観光客も、そして海外からの観光客も、いずれもが“札幌の百貨店”を利用する。特に海外からの観光客は、例え札幌以外の道内に来ていたとしても“札幌の百貨店”に立ち寄って「お土産品」を買っていく。札幌で買う方が何かと便利で都合が好いからだ。札幌の百貨店の多くが“札幌駅周辺”にあることも、それを手助けしている。外国人客を“扱うこと”に慣れていることも、それを後押しする。たとえば札幌の「大丸百貨店」は札幌駅直結である。場所が分からないという心配が絶対にない。またインバウンド向けの店舗構造になっていて、特に“外国の超高級ブランド品”を扱う売り場が、入り口入ってすぐから並んでいたりする。ここはインバウンド消費が活発になって後、改装して“特別のブランド店舗群”となった。つまり、頭から地元民ではなくて“外国人”をターゲットにした店舗改装を果たしている。ハッキリ言って広い売り場に“客の姿”を見ることは少なく、地元民はその横を通り過ぎるのが普通で、その中まで入っていく人を見たことがない。それでも立派に商売として成り立っているのだ。おそらく地元民以外の観光客、特に外国人観光客にとっては、その豪華な店舗を見ただけで“偽物を掴まされることがない店”として安心して買い物ができる。そういう意味では確かに“同じもの”が帯広の「藤丸」にあっても、外国人なら多少、不安になってしまうだろう。札幌から出掛けて行っても「藤丸」で“世界の一流ブランド品”を買おうという気には何故かならない。ときどき“掘り出し物”が見つかるので、そういう意味では“楽しい店内”だが、超高級品を求める人たちには“不満が生じやすい”かもしれない。結局、どこで買おうと「ブランド品はブランド品ではないか」と私などは思うが、なぜか“ムダに広くて豪華な店”を彼らは信頼するのだ。
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