決してSF映画なのではない。実際に、この地球で“恐竜全盛期の時代”が存在したのだ。その証拠ともいうべきものがオーストラリア西部で発見された。何んと21種類もの恐竜の足跡が一度に発見されたのだ。つまり、多数の異なる外貌を持つ恐竜たちが、同時期その地域を闊歩していたということになる。しかも、その恐竜たちの闊歩していた期間は“1億年以上もの長期間”なのだ。われわれ人類の生息機関というのは、たかだか数百万年である。現代人のような人類に絞ると数万年に留まるだろう。いかに“恐竜時代”というのが長期間にわたって続いていたか、あらためて驚く。そういう点から考えると「地球」という生命体の歴史の中では、長期に及ぶ“恐竜支配期間”というものがあって、それが地球そのものを襲った“何らかの自然災害”(一般には巨大隕石の衝突?)によって一瞬にして絶滅した。奇妙なのは、1億年以上も生息していた恐竜は、その後における新たな地球環境の中では進化してこなかったということだ。その変わりのように“人類”が出現した。言ってみれば、“人類”は“恐竜”の代わりなのだ。そう考えると、一時期言われていた“宇宙人の容貌”の中に、“恐竜的な容貌”が語られていたことは奇妙ではないのかもしれない。つまり、もし地球に“恐竜絶滅”の歴史が無ければ、恐竜そのものが進化して、当時における“人類的役割”を果たしていた可能性もある。二足歩行をしていた恐竜には、その可能性が全くないとは言えない。そして、もしかしたら古来“龍神”として恐れられてきたものは、実は“恐竜の生き残り”なのではないだろうか。実は、われわれが“古代文明”として引き継いできたものの中には、“恐竜の知恵や教え”が含まれているのではないだろうか。
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