世の中には変わった趣味・嗜好の人物がたくさんいる。特に“性的な嗜好”に関してはそうだ。介護老人保健施設で、70代の女性が25歳の介護職員にしばしば身体を触られ、親族からの告発で逮捕された。若い男性介護職員と高齢の入所女性との間で“そういうこと”が起こるというのは、小説やドラマとしてもなかなか設定しにくい。50代女性というのが“限界”ではないか、と思うからだ。いや、現実はもっと上を行く。愛知では路上で、90歳の女性の下半身を触ったとして、46歳の男性が逮捕されている。この男性の場合、過去にも逮捕歴があり、70~90代の超熟女でないと“欲望の対象”とはならないらしい。すごい。すごすぎる。そうかと思うと、7歳の女児に「おっぱい触らせて」と迫った43歳の男性が逮捕されている。7歳の女児に「おっぱい」は存在するのだろうか。この年齢だと男児も女児も、あまり変わらぬ“胸”のような気もするのだが…。10歳前後の男児ばかりを欲望対象として触っていた男性校医69歳も逮捕されている。彼は女児も担当していたらしいが、そっちには手出しをしていない。一筋なのかもしれない。それぞれがみな自分の“欲望”に正直である。確かに、それは紛れもない“犯罪”だが、変わった趣味・嗜好でもある。通常は、犯罪でなくても“尻込みしてしまう行為”ばかりだからだ。極端な話、お金を積まれても“ためらってしまう行為”だ。その一方で「事実は小説よりも奇なり」だとすれば、70代~90代女性でも、若い男性から“触られたい女性”は存在することだろう。また7歳くらいでもおませで“触らせたい女児”や、10歳の男児でも“男に触られたい”男児がいるかもしれない。問題は“双方が合致していない”という点にある。もし、それらが上手く“結び合う”関係が作られるなら、犯罪が“微笑ましい事実”に変わり得る可能性も…。
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