今年の「ノーベル賞」はいろいろなことを教えてくれる良い機会になった。まずはノーベル賞の“選考基準”が実際にはよく分からないという問題。前から一部で指摘されていたが、今回の“文学賞”はそれをよく表していた。別に“応募”によって選考しているわけではない、という部分だけがよく分かった。基本「ノーベル賞」に対する一般的な認識は“科学者たちへの功績を称える賞”で、“文学者とか芸術家の功績を称える賞”としての認識は乏しい。確かに「文学賞」が認識されていないわけではない。けれども、例えば毎年名前が挙がる「村上春樹」が何故“候補者”なのか、多くの人たちにとっては不思議でしかない。要するに“世界的に売れている作家”という、ただそれだけではないか。例えば、日本国内において“世界に読み継いでほしい文学作品”というテーマで作家名を挙げてもらったとしたなら「村上春樹」という名前は出て来るであろうか。多分、ベスト20にも出てこないだろう。その程度の作家でしかない。それなのに毎年、何故か名前が挙がるのは“世界で売れているから”以外の何物でもない。そして、どうして世界で売れているのかと言えば、そのほとんどの作品が英訳されて出版され、最初から“英訳を意識して書かれている”からである。彼は元々が“翻訳家”でもあったからだ。ここが問題なのだ。文学というのは、どうしても「言語」という問題を切り離せない。自然科学のように、数式も使わないし、実験で証明もしない。世界的にみると“元々が公平に出来ない”作品群なのだ。それに対して、公平に選出しようとしても出来るはずがないのだ。さらに解からないのは“今年の賞”という与え方で、文学や芸術作品の“今年”は、それを公に“発表した年”を指すはずだ。したがって、ボブ・ディランなど“はるか彼方に居る人物”で、とても“今年の賞”を与える人物ではない。あらゆる意味で「ノーベル賞」に“文学賞”は不似合いなのだ。
今回の選挙で、俗にいう“裏金問題”が影響して「自民党」からではなく「無所属」として立候補することになった東京17区の平沢勝栄元復興大臣。その平沢氏は、昔から“庶民派”ということで広 続きを読む
米動画配信大手であるネットフリックスが先頃2024年7月~9月の決算内容を発表し、売上高、最終利益、有料会員数ともに“過去最高”になったと報告した。それだけ「ネットフリックス」の名 続きを読む
10月15日に戸建て住宅に押し入って、そこの住人に暴行を加えて死亡させ、現金20万を奪って逃走した容疑者の一人が、その途中で“犯罪に加担する”バイトだと気付いたが、相手に自分の“個 続きを読む
今日10月20日で上皇后美智子さまが90歳を迎えられる。最近、骨折をされたそうだが、現在は回復されリハビリ中であるらしい。年齢が行くと誰でも骨がもろくなる。言ってみれば“骨折しやす 続きを読む
17日の午後に7歳の男児が静岡市内の交番に1人でやって来たという。小学1年生の男児は怪我をしていて、対応した警察官に対し「車とぶつかったけど、相手が居なくなってしまった」と訴えた。 続きを読む
世の中は変わっていく。だから、その変化にわれわれも付いていかなければならない。それは頭で解かっているのだが、身体はなかなか付いていけない。ローソンが一部店舗で「完全無人の店舗」を展 続きを読む
実は英国では、2015年にも一度、この同じ法案が審議されたことがある。結局、その時にはまだ議会を通過しなかったようだ。ところが、現在は現首相も“賛成”しているようで、世の中の動きと 続きを読む
大昔から「中国」というのは欧米諸国と比べて“解りにくい国”だが、こと「未来への準備」という点では、何を考えているのか、ほんとうに掴みにくい。同じ日のニュースに、その一方では“中長期 続きを読む
最近は一週間に一度は“ボディビル関連”のニュースを目にする。どの業界でも“身体づくり”が大流行りだ。しかも、男性だけではなくて女性たちにも大流行りだ。もちろん健康法の一つとして“フ 続きを読む
誰でも“自分の両親”の「血」を受継いでいる。嫌でも受継いでいる。時には両親よりも“祖父母の遺伝子”の方が強く表に現れることもあるが、とにかく“家系”や“血統”を変えることはできない 続きを読む