男女というのは“わからないもの”で、一見、何も共通性がないような2人が結ばれたりする。例えば、過日亡くなった樹木希林氏、彼女の夫は言わずと知れた内田裕也氏だが、通常なら“お似合い”とは言えない夫婦である。ところが、これが最後まで“夫婦”のままだった。まるで“深く愛し合っていた”かのように報道された。それは多分、どこかに“共通性”があることを誰もが感じていたからなのだ。そうでなければ40年間別居していた夫婦の愛情など“きれいごと”以外の何物でもない。同じように“不似合い”なまま結ばれ、すぐに別居し、やがて離婚した夫婦に片山さつき氏と舛添要一氏がいる。もう30年以上前の話で、しかもお二人とも“再婚”しているのだから、もはや“他人の二人”なのだが、妙に“セット”となってのイメージが浮かぶ。つまり、この2人にも、どこかに“共通性”があるのだ。だから、どちらかに“何か”があると、つい想い出される。その片山さつき氏はとうとう新しい安倍政権への初入閣が決まったらしい。おめでたいことだ。ところが、ネットの反応を見ると、過去の発言に対して“厳しい意見”が並んでいる。ファンも多いが敵も多い。そういう点でも舛添要一氏に似ている。この二人、共に頭脳優秀で仕事は出来るのだ。TV番組に出ても常に堂々と自説を述べる。ところが“弱者に対する配慮”というのが、やや欠けている。元々二人ともエリートで挫折をあまり経験していない。少なくとも、そうみられやすい履歴の持ち主なのだ。そういう人は、なおのこと“やっかみ”や“ひがみ”を受けやすい。だから政治家となった場合には、慎重な発言や行動をしなければならない。片山さつき氏は参議院選挙に初めて立った時、それまでは常にブランドのスーツで固めていたのに、いきなりユニクロのTシャツに変え、ヒールだった靴をスニーカーに変えた。頭を下げたことがなかったのに、頭を下げ続けた。そういう豹変ぶりも、どこか“政治家的”であった。舛添氏の方も、急に“介護問題”を叫ぶようになったと思ったら、自分の親に介護が必要な状態になってのことだった。お二人とも政治・行政に向いた才覚を持っていることは誰もが認める。片山さつき氏は日本では数少ない“政治家向きの女性”だけに、本業以外の部分で“潰れて”欲しくない。そういう意味で“慎重な発言”を肝に銘じて頑張ってほしい。
不思議なことというのが、世の中にはよくある。その一つに「運気の共通性」というものがある。もっとも、これは私だけが言っていることで、他の誰かが言っていた言葉ではない。けれども、敏感な 続きを読む
大変に興味深い映画の全国上映が決った。正直言って、この映画は興味深いが、あまり“おすすめ”は出来ない。まあ、今の時代に“何となく”鬱積したものを感じている人には“おすすめ”と言える 続きを読む
アフリカ中央部に位置する「コンゴ」という国は、われわれにとってはあまりなじみ深い国ではない。したがって、どうしても“遠い国の出来事”と考えがちだ。ただ昔、流行(⁉)したエイズなども 続きを読む
わたしは「運命」というものを扱う仕事をしている関係から、どうしても人生的に“波乱の多い人”や“人生遍歴の激しい人”に眼が行きがちなところがある。そういう点から言って、この人は“良い 続きを読む
韓国の尹大統領は3日、TV演説を行い「非常戒厳」を発動した。戦争の時などを想定している“大統領権限”だが、すべての政治活動が禁止され、メディアなども統制を受ける事態となる予定で、突 続きを読む
人の言葉には「幸運」を呼び込む力を持っている言葉と「悪運」を呼び込む力を持っている言葉とがある。特に、不運なことが重なって、落ち込みそうなとき、自らに“言い聞かせる”かのような前向 続きを読む
こういうことを書いて良いかどうか、ちょっと迷った。だが、彼の言うことをまともに受け止めてしまう方がおられるかもしれないので、書いておくことにした。経済評論家で、このところ矢継ぎ早に 続きを読む
東京都が開始した独身者向けマッチングアプリ「TOKYO縁結び」が好評のようだ。9月から利用開始となったのだが、既に1万2千人が利用しているという。「都」という信頼できる自治体が提供 続きを読む
「死を選択する」という権利は“ある”ようで“ない”とも言えるし“ない”ようで“ある”とも言える。このほど英国で「終末期成人法案」という名の“安楽死法案”が、賛成多数で可決された。国 続きを読む
お隣の国「韓国」は、さまざまな意味で“興味深い国”だが、大統領が変わるたび、その前の大統領が刑事事件で告発されるなど、われわれ日本人の感覚からすると“不透明な国”という印象が強い。 続きを読む