世の中にはさまざまな病気がある。病院に行って、簡単に治る病気もあるが、なかなか治せない病気もある。彼女の場合、病気は脳下垂体に出来た腫瘍にあった。その腫瘍自体は“良性”だったので「命」に別状はなかった。ただ、その腫瘍が原因で成長ホルモンが過剰に分泌される「巨人症」という病気に掛かっていたのだ。その結果、その原因が判明した時には既に身長2mを超えていた。結果的に彼女の成長は207㎝まで続いた。もっと早くに原因が判明していれば、途中で成長を止めることが出来たかもしれない。けれども、両親はその治療費などを捻出できなかった。「巨人症」が判明したのも、テレビ局が“番組出演”と引き換えに、“検査費用を全額持つ”という条件に応じたからだった。それまでずっと身体の“骨の痛み”や“頭部の痛み”が続いていた。テレビ番組に出演することで、これらの“痛み”や“将来への不安”から解放されたかった。実際、適切な治療を受けたことで“痛み”は消えていった。こうして、ブラジルに住むエリザーネ・シルバ氏(当時16歳)は肉体的“苦痛”からは解放されたが、学校での“イジメ”は、その後もずっとついてまわった。とうとう17歳の時には“心の病”を発症し、引き籠りのようになってしまった。ところが、奇妙なことが起こった。或る日、未来の夫となるフランシナルド・カルヴァーリョ氏に出逢った時、なぜか彼女は瞬時で恋に落ちたのだ。そして、自分の方から積極的に行動した。カルヴァーリョ氏は男性としてはむしろ“小男”だった。163㎝しかない。その差は44㎝もある。それなのに“瞬時の恋”は彼女を積極的にした。最初うろたえていたカルヴァーリョ氏だったが、身長差そのものには違和感を抱かなかった。こうして彼女の“想い”は通じて4年後の2015年には結婚できたのだ。その後に子供まで生まれている。彼女はいま、高身長を活かしてモデルとして活躍している。いったんは完全に“心を閉じた”彼女が「恋の病」によって“人生の挑戦者”に変わったのだ。
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