「卑弥呼」が神武天皇以前の我が国の統一国「邪馬台国」の統一者であったことは誰でも知っている。そして「魏志倭人伝」によれば、卑弥呼は女王であり、占いや呪術によって国を治めていた。卑弥呼が頂点にあった時代、古代日本である「邪馬台国」は平和で統一がとれていたが、やがて卑弥呼が亡くなると混乱を極めた。これは中国側から見た日本(邪馬台国)の姿であるが、それ以外の記録がないので、大方の歴史的事実を含んでいるのに違いない。昨日、政府は新しい元号を「令和」に定めた。この「令和」の語源は「万葉集」であるという。けれども、多くの識者は、その“字源”については語ろうとしない。字源とは元々の“文字の成り立ち”のことで、古代中国の“甲骨文字”にその原点がある。その字源から見ると「令」という文字は、その上部が「シュウ」と読み、“天の気”と“地の気”を合わせた儀式斎場の形、その下部が「セツ」と読み、人が膝を折り曲げて祈りを捧げる形、合わせて「天」から啓示された「声」を民衆に発布すること、を暗示した文字なのである。早い話が、卑弥呼が行っていたのと同じような形式で“政(まつりごと)”をつかさどっていくことを意味した文字なのだ。「和」の文字はどうかというと、左は「軍門」の形、右は「祭器」の形、合わせて「平和協定」などを納めた公文書、を暗示した文字なのである。したがって「令和」とは字源的に見ると、卑弥呼のような神聖呪術に基づく統治を行うことで平和を保っていく時代、と読めるのである。政府見解とはかなり異なる。もし、このような字源的な解釈が当てはまるなら、妖しい女王が出現しなければいけない。もっとも、通常、物語などに出てくる卑弥呼は美女のように描かれているが、実際には「魏志倭人伝」で述べられている卑弥呼は高齢であって、一言で言うなら「妖しい婆さん」だったのだ。確かに、巷には時々「妖しい婆さん」としか言いようのない占い師や祈祷師がいる。そういう婆さんに限って、金満家の会社経営者を信者として抱えていたりする。したがって、早急に“そういう婆さん”を探し出し、国政に担ぎ出さなければいけない。本当か⁉ どうも、日本人は、自分たちの祖先が「妖しい婆さん」にかしずいて生きてきた国民であることを忘れがちである。誰だ「卑弥呼さまー‼」って叫んでいるのは…。
大相撲のロンドン公演が15日~19日まで「5日間」ロンドン市内の中心部に位置する「ロイヤル・アルバート・ホール」という劇場で行われる。ロンドン市内で「大相撲」が行われるのは、34年 続きを読む
何となくの“危うさ”を誰もが感じていた「日本株」の急上昇、待ってましたとばかりに急ブレーキをかけたのがアメリカから中国に向けた「追加関税100%」という爆弾の投下だ。もちろん中国も 続きを読む
役柄とはいえ、米倉涼子氏の人気を不動にしたドラマで凄腕医師であった彼女は「わたし失敗しないので…」で視聴者たちから、熱いエールを受けた。今、その名台詞が“我が身”に重くのしかかって 続きを読む
やはり運命学的な“事実”を軽んじることはできない、ということが判明した。わたしが既に記していたように「公明党」が「自民党」との連立を拒否した。高市早苗氏は、私が以前から言っているよ 続きを読む
昔からの格言に嘘はない。「老いては子に従え」という言葉などは、その代表的なものだ。人間、或る程度の年齢になってくると、徐々に体力も気力も能力も衰えて来る。そういう時に、人間が“出来 続きを読む
TV「徹子の部屋」のトーク番組に出演した元シブがき隊の布川敏和氏(60歳)が“奇妙な偶然”の話をした。彼が元妻つちやかおり氏と結婚したのは1991年で、それから20年以上もの間、表 続きを読む
自民党総裁に就任したばかりだが、早くも高市早苗氏が苦境に追い込まれている。その一つは連立を組んできた公明党が“離脱する”可能性が出て来たことだ。元々公明党というのは、良くも悪くも「 続きを読む
わたしは今年8月14日に《「ダウ」&「日経」共に“4万円台”シーソーゲーム⁉》というタイトルでコラムを書いた。その当時はアメリカ「ダウ」の株価に引っ張られる形で「日経平均」の株価も 続きを読む
自民党の総裁選は大方の予想を裏切って高市早苗氏が予選でも決戦でも“堂々の一位”で“女性初の新総裁”となった。おそらく15日に首相となる。「日本」に女性の首相が誕生するとは、時代も変 続きを読む
昔と違って、今は何でも“世間に知れ渡る”のが早い。そして“隠し事”が難しい。昔なら“隠し通せたこと”が、今は表沙汰になる。そういう中で「政治」を志す人は、だから“身の潔癖な人”であ 続きを読む