「single-blog.php」* 有料カテゴリ:「今日の迷信・余言・禁言」は月額1,200円で読むことが出来ます。// ざっくりとは終了 // Header画像を変更する事

今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


“よそ事”ではない「国家破産」&「30人辞任」


「崖っぷち」という言葉は“探偵ドラマ”だけにあるのではない。いまの世界各国は徐々に“その坂道”を登り始めているようで、何とも不気味だ。スリランカが「非常事態宣言」に続いて「破産」宣言を出した。名も知れぬ小国ではなく、インドの端っこにくっつきそうな位置にあるスリランカは紅茶で有名な国だ。あまりの物価高に“国家”がギブアップした格好だ。これはただごとではない。実はスリランカだけではない。さまざまな国が“「破産国家」予備軍”として崖っぷちにある。いちばんの直撃を受けているのは欧州だ。イギリスは“経済混乱”の責任を取って、閣僚が次々辞任する異常事態となっている。既にジョンソン大統領の側近と呼ばれるような人達が総勢30名も辞任しているのだ。政府の機能が果たされなくなりつつある。ドイツだってガス代急騰で経済的窮地に追い込まれている。イタリアも同様で、こちらは物価高が深刻で政府の対応に批判が集中している。さらにアメリカだ。アメリカの場合、住宅価格の高騰が一番に来る。もちろん食品類なども異様に値上がりしていて、アメリカや欧州と比較すると日本の“物価高”などまだまだ可愛いものに思えてくる。そういうわけで、ロシアを「敵」に回した国のことごとくが窮地に追い込まれ始めている。アメリカなど株価急落で、これまで暮らしに余裕のあった人々まで将来を不安視するようになっている。だから私は言ったのだ。そんなにロシアを敵対視して良いのかと……。あの頃、ロシアは間もなく「経済破綻する」「必ず戦争に負ける」と言っていたのは、どこのどいつだ。結局「将来」というものを的確に読めない人々は道を誤るのだ。誰だって、平和が欲しいし、軍事侵攻は良くない。それは判っているが、だからといって「二国間の戦争」にとどめておけば世界経済に打撃は少なかったものを、欧米が加担したことで、世界全体がおかしくなってしまった。スリランカなど完全にとばっちりを受けた形で、経済が破綻した。日本だって、まだまだ判らない。これから欧米の高騰が日本のエネルギーや食卓にも影響してくる。何もかも一気に値上がりし始めたように視える日本だが、実はこれからが本番なのだ。そういう意味では“早め”“早め”に手を打っておかないと、取り返しのつかない状況になる。
「ex-module-past-post-list-01.php」出力:single-post用の過去記事ループ処理

過去の記事一覧今日の迷言・余言・禁言