人には、みんな“それぞれの時間”というものがあります。ここでいう「時間」とは“何時何分”という時間とは少し違います。ニュアンスとしてわかりやすいように言えば“期間としての時間”という意味です。例えば“生まれてからの時間”、“死ぬまでの時間”、“この仕事をしてきた時間”、“二人で過ごしてきた時間”、“学び始めてからの時間”、“別れてからの時間”、“生まれ故郷での時間”、“この家で過ごした時間”…数え上げればきりがありません。普段はあまり意識していない「時間」ですが、それを“意識せざるを得ない状況”に追い込まれることが人間にはあります。うろたえてしまうほど不意に「有限の時間」を“わたされてしまう”ことがあるのです。そして、そういう時「時間」はとてつもなく長く、あるいは短く、私たちに“重くのしかかって”来るのです。極端な例が「死の宣告」です。「余命一年」などという医師からの宣告です。そうすると厭でも「時間」を考えないわけにはいきません。考えるというより“意識する”ようになるのです。会社勤めの方なら「定年」とか「リストラ」とか「転任」とかが“わたされた時間”となります。「婚約」とか「出産」とか「閉経」とかも“わたされた時間”を意識する事柄です。こういう風に、人生には必ず“わたされた時間”を意識せざるを得ない場面というものがあるのです。人はそういう時、あらためて「運命」というものと向き合うのです。どんなに日頃「運命などない」と言っているような人でも、時間を“わたされる”と、これまでの生き方、これからの生き方、そして“見えない存在”を意識するようになるのです。そうして何よりも「時間」が妙に“愛おしく”なるとか、逆に“怖く”なるとかするものです。
人生というのは、どこでどうなるか、まったくわからない。令和の“若い人達”は、簡単に“自分の将来”をAI予測したりするが、人生だけは“予測通りにはいかない”のが常なのだ。わたしなどに 続きを読む
社民党の副党首である大椿ゆうこ氏に対しSNSで“殺害予告”があったとして、昨日、緊急記者会見が行われた。最近、こういった感じの騒動が多く、過激発言をする政治家には“危険”が伴うよう 続きを読む
文学賞として権威ある「芥川賞」と「直木賞」の選考会が行われ、今回は双方の賞共に「受賞該当作なし」と決まった。それぞれの賞に対する選考会は、午後4時から同時に始まったが、芥川賞の方が 続きを読む
昨年の調査で日本人女性と韓国人男性との“結婚”が急増し始めていることが明らかになったという。全婚姻数の内の10%を占めるまでになって来ているというのだ。前年比との比較でも40%増だ 続きを読む
最近の日本では「本音でモノを言ってはいけない風潮」が強い。それが「令和」を生きていく上では必須のようだ。ほとんどの人たちが“その風潮”に習って暮らしている。だから、たまに、そうでは 続きを読む
今から150年ほど前にオランダに生れた女性が、やがてフランスにおいて“踊り子”として脚光を浴び、さらに“ドイツの女スパイH21号”として戦争時に活躍する。やがて密告によって逮捕され 続きを読む
昨日も、北海道の函館に近い福島町で52歳の男性が襲われた。早朝、新聞配達の男性が戸建ての玄関に新聞を差し入れようとした瞬間を襲われたらしい。たまたま遠くから目撃した男性が居たのだが 続きを読む
わたし自身も人のことを言える年齢ではないのだが、ふと彼女のプロフィールに記された年齢に眼が止まった。もう松居一代氏も“68歳”だったのだ。現在、アメリカで単身で暮らしているらしい。 続きを読む
今年の株主総会が何事もなく終わって、一応のケリが付いたかのように視えていたフジテレビ(厳密にはフジ・メディア・ホールディングス株式会社)だが、どうも、そうでもないらしい。その後も、 続きを読む
ここ数日、日本国内でも各地で猛暑や酷暑の状態が続いているが、その少し前から欧州においても熱波の状態は続いていて、各地でじわじわと“その被害”が拡大している。欧州の12都市、すなわち 続きを読む