日本ではありえないことが海外では時々起こる。360人の定員に対し、1870人が入っていた。この1870人という人数自体、判然とはしていない。多分、そのくらいの数なのだ。とにかくインドネシア・スマトラ島の刑務所は“ぎゅうぎゅう詰め”になっていたことだけは間違いがない。インドネシアではイスラム教徒が多い。国民の約8割がイスラム教徒だ。昔は9割近くだったが、最近は少し減っている。暑い国なのに、女性たちのほとんどが頭のスカーフを外さない。ちなみに日本人に対しては大変友好的である。私は昔、インドネシアに行ったとき、20代のイケメン青年と、女子中学生グループから“一緒に写真を撮ってほしい”とせがまれたことがある。最初、青年がそれを言ってきたとき、私はてっきり“そっち系の男性”なのかと思い通訳に尋ねたが、そうではなく“日本人好み”なだけであると教えられた。女子中学生グループなど、きゃあきゃあ騒いで私の周りを取り囲んだ。まるでアイドルになった気分。但し、あれ以来、どこの国でも経験したことがない。そうだ、エジプトへ行ったとき、お土産屋の女店員から“素敵だ”と言われた。女店員とはいっても、素晴らしい美女だった。しかも片言の日本語が話せた。まあ、日本人客への単なる誉め言葉にすぎなかったかもしれないが、セクシー美女から“素敵だ”と言われるのは悪い気分ではない。大昔、イタリアに行った時にも、イタリア女性からウインクをされて戸惑ったことがある。もっとも私好みの女性ではなかったが…。本題に戻って、この刑務所、イスラムの金曜礼拝の時だけは外に出られる、その後に看守から暴力を受けたという者が出て、その混乱を利用して受刑者たちが一気に門へとなだれ込んだらしい。こうして門は壊され、200人くらいが脱走した。その後130名が拘束されたが、まだ逃走中の受刑者たちがいる。正確な数はわからない。受刑者があまりに多すぎるので、イスラムの神が“逃亡”を手助けしているのかもしれない。
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