イギリスの中東専門ニュースサイト「ミドル・イースト・アイ」は16日、サウジ人記者カショギ氏がサウジ総領事館内で生きたままテーブルの上で身体を切断され7分で死亡した、と伝えている。切断したのは“暗殺集団”の法医学者で「私は解体する時に音楽を聴く。君たちもそうしなさい」と語ったらしい。一方、アメリカの新聞では、総領事館内で拘束されたカショギ氏には尋問もなく、殴られ、薬物を投与され、サウジのイスタンブール総領事立会いの下で殺害された、と記述されている。完全なる“国家犯罪”だが、疑惑の総領事はもう本国に帰ってしまったし、ムハンマド皇太子は関与を否定するだろう。私が疑問に思っていた“結婚に必要な書面”だが、一度提出したものに“不備がある”ということで、日時を指定してカショギ氏を再度、総領事館に向かわせたらしい。最初から“拘束・殺害”が目的だったのだ。アメリカの新聞記者として活動していたカショギ氏は、とりわけムハンマド皇太子に対し批判的な記事を書いてきた。次期“国王”が確実視されている皇太子への批判は、そのまま“国家に対する反逆”として目障りだったのかもしれない。それにしても暗殺集団を送り込んで総領事館内で“生きたまま切断する”というむごい殺し方はなぜ行われたのだろう。これはイスラム教の国だからだ。世界にはさまざまな宗教があるが、とりわけイスラム教は“敵”に対して容赦しない。現在、世界にはイスラム教を“国教”としている国が相当数あるが、大きく二つに分かれる。“イスラム原理主義”に基づく“強固なイスラム思想”を掲げる国家と、或る程度まで時代を考慮し“融和型イスラム思想”に転換しつつある国家である。中東の場合は“強固なイスラム思想”の国家が多い。ただサウジアラビアはムハンマド皇太子が国政に関わるようになって、徐々に“融和型イスラム思想”に転換しつつある。女性の運転免許を認めるとか、男女が一緒に映画鑑賞するのを許可するとか、若者たちからの支持も厚い。但し、元々が“強固なイスラム思想”の国だった。“敵”に対する“報復意識の強さ”は、幼い頃から叩きこまれている。それがイスラム教という宗教なのだ。中東国家の日本に対しる捉え方は二つに分かれる。“アメリカ寄りの国”という捉え方と“無宗教の国(又は神道の国)”という捉え方である。“アメリカ寄りの国”として捉えると、キリスト教国家というくくりになって“敵”となる。だからテロリストなどは、キリスト教ではない日本人も“同族”として殺すのだ。“無宗教の国”と見ている人たちは、日本は“敵”ではないので親しんでくれる。モスクの中を“観光”として興味深そうに眺める日本人は、彼らにとって“教育が必要な人間”なのだ。
一部の「ドミノ・ピザ」店で、クリスマス用の宅配ピザが極端に「届くのが遅れた」とか「結局、届かず仕舞いだった」という問題が発生していたという。市内のある店舗では、前日に予約を入れてお 続きを読む
世界的な調査会社の集計によると、来年は今年よりも「自分にとってより良い年になる」と回答した日本人は、調査した33か国中でもっとも低く、38%で8年連続“最低”だったそうだ。3割台に 続きを読む
近年の韓国には“自己主張の強い人たち”が多い。いつの頃からか“協調性”というものを失い始めているような“危うさ”を感じる。昔、欧米系のニュースを観ていて「なんでも、すぐデモをする人 続きを読む
最初にお断りしておくが、プレゼントとかお年玉とか言っても、もちろん直接、差し上げるのではない。さらに「絶対に急騰する」という保証もしない。当然のことながら、投資は最終的には“自己責 続きを読む
奇妙なことに、年末が近づいてくると、人は「過去」を振り返る。それも去年とか一昨年の“身近な過去”ではなくて、ずっと遠い「子供時代の過去」についてだ。年末以外には“忘れている”のに、 続きを読む
北九州市内のマクドナルド店舗内で12月14日、平原政徳容疑者(無職43歳)が無面識の二人の男女中学生を刃物で殺傷した。防犯カメラ映像などの追跡から平早容疑者が浮上し、19日になって 続きを読む
ときどき「良い悪い」とか「正しい正しくない」とか……そういうこととは別の「人間として…」考えてしまうような問題が発生する。多くの人が関心を寄せ、同時に心を曇らせるニュースが入った。 続きを読む
謎の飛行物体が、米ニュージャージー州を飛び交っている。11月中旬以降に頻繁に目撃されるようになった。確かに映像を見てみると、明らかな飛行物体で、その点は間違いがない。問題は“どうい 続きを読む
世界的な自動車メーカー「ホンダ」と「日産」が経営統合のための協議を始めた…との報道が出ている。これに将来的には、日産とかかわりの深い「三菱自動車」が加わって“三社統合”となっていく 続きを読む
人間には大きく分けて“二種類の人間”がいる。自分の“過去に執着するタイプ”と、過去にどんな出来事があっても、それはもう過去のこととして“執着しないタイプ”だ。そうして、どちらかと言 続きを読む