カルロス・ゴーン氏と言えば日産のCEOとして誰もが知っている。もう18年間も社長を務めて来たのだ。そのゴーン氏が23日、急きょ自らの社長の地位を副社長に引き継ぐと発表した。唐突な人事であった。確かに昨年末あたりからゴーン氏に変化が表れていた。日経新聞には「私の履歴書」が連載され、その中で“日本にはとどまらない可能性”を示唆していた。さらにリオ五輪では“聖火ランナー”を務めていたことも明かしていた。故国ブラジルへの思い入れが強いことを感じさせた。唐突な“社長交代劇”に関しては、トランプ大統領の就任が関わっていると指摘する人達は多い。日本車の中でも日産の車が、群を抜いてメキシコ生産率が高いのだ。したがって、トランプ氏の政策は日産への影響が一番強い。今や日産は、ルノー&三菱の二社とも深く繋がっていて、その両方が日産の足を引っ張る可能性もある。けれども、元々ゴーン氏は“瀕死の日産”を蘇らせた人物で、そういうことで身を引くとは思えない。そこで一部で囁かれているのが次期ブラジル大統領への転身説なのだ。一見、ありえないかのように思う方がいるかもしれないが、私は日経新聞での連載手記における彼の“故国ブラジル”への想いは本物だと思った。リオ五輪の“聖火ランナー”は、やがて“故国の経済を立て直す”という誓いだったのかもしれないのだ。その心に“火をつけた”のは、もちろんトランプ大統領の誕生である。不動産王が、アメリカの大統領となってアメリカ経済を立て直そうとしている。自動車王が、ブラジル大統領となってブラジル経済を立て直そうとするのは当然のようにも思える。そして、日産をピンチに陥らせようとしたアメリカ大統領に、新たに登場するブラジル大統領は“トランプ不動産”に牙を剥く存在となりうるのであろうか。
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