最近の調査で、自分の住まいの近くにカジノを含む“統合型リゾート”が出来ることに対して、“反対66.8%”“賛成22.8%”と、圧倒的に反対する人達が多いことが明らかになった。そんなに“嫌”なのだろうか。もし、統合型リゾートが出来たとしても「行きたくない」が76.6%「行きたい」が19.6%と、これも圧倒的に拒絶的である。日本人は、そんなに“遊ぶこと”や“楽しむ”ことが嫌いなのだろうか。それとも、カジノのイメージとして“犯罪”を連想するからであろうか。或いは、これ以上“ギャンブル依存症”を増やしたくない、という気持ちが強いからなのであろうか。まず、カジノを含む“統合型リゾート”は、カジノだけをつくるわけではない。例えば「ディズニーランド」は“子供の遊技場”だが、それにプラスして“大人の遊技場”も加えたものが“統合型リゾート”だと思えば良い。そういうところであれば、家族みんなが一緒に出掛けて行って、一日中愉しむことが出来る。ところが、どうも日本人は、男性の“行くところ”と女性の“行くところ”、或いは大人の“行くところ”と子供の“行くところ”を分けたがる。家族みんなで出掛ける…という場合、実際には父親が仕方なく付き合っている、というようなケースが多い。だから“統合型リゾート”など、必要がない、という意見が多くなる。そして何よりも“ギャンブル依存症”を増やす可能性を指摘する声が多い。ところが、依存症というのは、必ずしも“ギャンブル”だけに存在するわけではない。アルコール依存症も存在するし、買い物依存症も存在する。あまり表に出てこないが“占い依存症”だって、存在している。実際、私は明らかに“占い依存症”に陥って、人生をダメにしてしまっている女性を何人も知っている。何から何まで占いに頼って決めていくというのは、実は危険なのだ。特に、洗脳的に相談者を支配し、すべて自分の指示に従わせようとするような占い師の元に通い詰めていく女性には“危険信号”が灯っている。だんだん“占い”というよりも“信仰”のような感覚に陥って、その占い師(?)からの指示がなければ、生きていけないような状態に陥っていくからだ。その占い師(?)自身が、理性的で社会常識をわきまえている人物なら良いのだが、そうではない場合が多い。どういうものか“理性的な占い師”や“常識をわきまえた占い師”の言葉を、占い依存型の女性達は信じないケースが多い。占いは、活用の仕方を間違えると、“毒”にはなっても“薬”にはならないのだ。
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