法務省が、現行の民法にある“女子16歳から婚姻可能”の条文を“成人年齢の引き下げ”と合わせて、国会で改正審議入りする方向で調整しているようだ。つまり、男女ともに「18歳」を“子供と大人の切り替え時”として、“結婚・入籍”にしても、“飲酒”にしても、“選挙権”にしても、“犯罪の少年法”にしても、すべてを“統一化”したい希望のようだ。確かに、さまざまな部分で“現行の民法”が矛盾を抱えていることは否定できない。私自身、なぜ「女性だけが16歳から結婚できるのだろう」と少年の頃に漠然と疑問を感じた記憶はある。その答えは、どうやら十代においては“女子の方が性的身体の発育が早い”という解ったような解らないような理由から考案された制度であるらしい。したがって、それらを改正することは一応“矛盾を解消する”意図があるのかもしれないが、現実的には2014年度に“1394人の16~17歳の女性”が結婚しているらしい。妙な言い方になるが“女高生妻”が1000人以上も存在している、ということになる。そういう事実をほとんどの人は知らないことだろう。例えば少年が殺人を犯して「少年法」によって“刑が軽くなる”現実があり、それらに対しては多くの人が疑問に感じるのだから、或る程度、見直すのは“当然のこと”でもある。それに対して“婚姻制度”を見直すのは、まさか“身体の発達が遅れだした”からではないだろう。それにしても正式に結婚した“女高生妻”たちは、結婚後も学校に通っているのだろうか。“学校”より“結婚”を選んだ結果なのか。それとも“不覚の妊娠”が“、入籍せざるを得ない”状況を作り出しただけなのであろうか。謎は尽きない。
ときどき地震学者というのは、何のためにいるのだろう…と思うことがある。政府が調査を依頼した「地震調査委員会」が一連の能登半島の地震活動に関しての結果報告を行ったが、すべてがあいまい 続きを読む
わたしは以前から、人間をすべて“平等”に扱おうとすること自体に対して疑問を持っている。近年はコンプライアンスの浸透から「平等でなければならない」という考えがはびこっているが、ほんと 続きを読む
北イタリアの田舎町にその大学はある。年間の授業料が250万円という大学だが、世界各国から優秀な学生たちが集まってくる。正式名称は面倒なので省くが「食科学大学」という3年制の大学だ。 続きを読む
不思議なことというのが、世の中にはよくある。その一つに「運気の共通性」というものがある。もっとも、これは私だけが言っていることで、他の誰かが言っていた言葉ではない。けれども、敏感な 続きを読む
大変に興味深い映画の全国上映が決った。正直言って、この映画は興味深いが、あまり“おすすめ”は出来ない。まあ、今の時代に“何となく”鬱積したものを感じている人には“おすすめ”と言える 続きを読む
アフリカ中央部に位置する「コンゴ」という国は、われわれにとってはあまりなじみ深い国ではない。したがって、どうしても“遠い国の出来事”と考えがちだ。ただ昔、流行(⁉)したエイズなども 続きを読む
わたしは「運命」というものを扱う仕事をしている関係から、どうしても人生的に“波乱の多い人”や“人生遍歴の激しい人”に眼が行きがちなところがある。そういう点から言って、この人は“良い 続きを読む
韓国の尹大統領は3日、TV演説を行い「非常戒厳」を発動した。戦争の時などを想定している“大統領権限”だが、すべての政治活動が禁止され、メディアなども統制を受ける事態となる予定で、突 続きを読む
人の言葉には「幸運」を呼び込む力を持っている言葉と「悪運」を呼び込む力を持っている言葉とがある。特に、不運なことが重なって、落ち込みそうなとき、自らに“言い聞かせる”かのような前向 続きを読む
こういうことを書いて良いかどうか、ちょっと迷った。だが、彼の言うことをまともに受け止めてしまう方がおられるかもしれないので、書いておくことにした。経済評論家で、このところ矢継ぎ早に 続きを読む