どこかの酔っぱらいが「ススキノでさ夜のマラソンやるって聞いたぞ」と言ったかどうかは知らない。だが、何となくIOCのバッハ会長周辺の人物が囁きそうな言葉ではある。そしてススキノの女性達も「暑さ対策は任しといて…」と、これも言ったかどうかは知らない。だが、何となく言いそうな雰囲気はある。とにかく、すったもんだのあげく、マラソン・競歩の札幌開催が決まった。東京だけが日本の都市ではない。人気競技を札幌に呼ぶことで、これまで「冬の札幌」しかアピール出来なかった観光都市が「夏の札幌」もアピールできる。長期的な“観光国家戦略”から考えると、経済的効果も含めて大変に望ましい。今のオリンピックに“純粋なスポーツ”など期待する方が間違っている。もう20年以上も前から「オリンピック」は“商業の場”と化した。あらゆる“商売網”が張り巡らされている。実際、その競技に参加する選手たちだって、さまざまなスポンサーからの支援を受けて生活している。そのこと自体、“純粋なスポーツ”という言い方が正しくない証拠なのだ。もし本来の「参加することに意義がある」という言葉が正しいのなら、どうして毎回毎回メダル数を増やしていくのか。もはやオリンピックでメダルを得るのは何千人もの人数となり、その輝きは色褪せている。そうであれば、開き直って“商業の場”“エンターテイメントの場”としての活用を考えれば良い。これまでの「北海道マラソン」では沿道が観客席となったが、オリンピックでは沿道に簡易の観客席を作って有料にすればよい。そうした方が街中に支障が起きない。そうでないとあまりの観光客でごった返し交通面での支障が生じるだろう。前にも書いたように、北海道(苫小牧)にIR(カジノ)を呼び寄せ、北広島市に日ハムのボールパーク(テーマパーク型の野球場)を建設し、札幌に夏季・冬季のオリンピックを呼ぶ。そうすると、苫小牧→登別・洞爺・支笏湖・定山渓・ニセコ温泉郷→北広島→札幌に及ぶ北海道の“中核エリア”が新たな広域観光地として生まれ変わるのだ。観光地としての北海道は中国や韓国の人々に大変評判が良い。但し、料金的にやや高いのと交通の便があまり良くないのと観光ガイドが少ないという評価もある。交通の便に関してはJR北海道の車両整備などにも大いに問題がある。赤字企業ということで、その車両や鉄道が今一つ快適ではない。車両が古く、揺れが激しく、すぐに運休し、時刻通りに走れない。観光地のホテルも、古くなった客室をそのまま使っているところも多い。特に温泉街はそうである。世界的にホテルが高級化されている今日、課題山積の観光地なのだ。
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