「令和天皇」の初国賓として来日したトランプ大統領ご夫妻。そのメラニア大統領夫人に対して皇居「竹の間」でソファに座った際に、皇后の前で脚を組んだということが“批判”の対象となっているのだという。つまり、皇后の前で「失礼ではないか」という観方らしい。なぜ失礼なのだろう。なぜ「品がない」のだろう。なぜ「礼節をわきまえない態度」なのだろう。私には理解不能である。おそらく、メラニア夫人自身も、そう思うに違いない。確かに、日本においては「品のない」態度なのかもしれないが、欧米人にとって、ソファに腰掛ける時に脚を組むことは日常の習慣である。いや欧米人でなくても、私などでもそうだが、ソファに座る時に脚を組むのは習慣になっている。だから、どこへ行ってもソファに座る時は必ず脚を組む。脚を組まないと何となく落ち着かない。特に「一人掛けのソファ」の場合にはそうだ。もちろん、皇后というのは「特別な相手」なのだから、敬意を表して、その時だけ脚を組まないよう努力すれば良かったのかもしれない。ただ習慣というのは、指摘を受けて、意識をすれば、その時は直せるが、そうでなければ直せない。したがって、もし、あの場面で“落ち度”があったとすれば、アメリカ側の側近の者達である。つまり事前に、その点を夫人に対してアドバイスしておけばよかったのだ。そうすれば、その時だけは意識して直したかもしれない。誰一人も指摘していなかったとすれば、欧米人の認識として、脚を組むことが「非礼に当たる」という認識が欠落しているということである。そうだとすれば、公式の場で、そのように振舞ったとして何ら問題がないのではないだろうか。少なくとも、メラニア夫人に対して“非礼呼ばわり”するのは「お門違い」というものであろう。それに、多くの人は見逃しているが、私はメラニア夫人が履いていたヒールの高さを指摘しておきたい。彼女は少なく見積もっても13㎝以上のヒールを穿いていた。宮中のソファは高さが乏しい。つまり、あのヒールを履いたまま脚を建てると、スカートの膝だけが盛り上がる。美しくないのだ。そして、足首が疲れるのだ。これらの理由から、両足を組む姿勢を続けたと思われる。つまり、元々「非礼な姿」と認識していない姿で、しかも美しく見えて、足首も疲れない方法として脚を組んだと思われる。ちなみに皇后さまの方はヒールが4センチ程度である。だから足首が疲れることはない。元々の身長が高く、脚が長く、モデルであっただけに背筋の張っているメラニア夫人は、それでなくても“横柄に見えやすい”弱点がある。自分でもそれを意識していて、細かな花柄のドレスを着用した。日本の“繊細さに合わせて来た”つもりなのだ。それ以上を要求するのは酷なのではないか。その顔貌から見ても、メラニア夫人は元々“政治家婦人”になどなるつもりはなかったのだ。だから、そういう意味でも、彼女にしては「精一杯の笑顔」で応じているのだ。「非礼だ」などと言わずに「よく頑張っているね」と称賛してやっても良いような気がする。
わたしはどちらかというと「災難」に関しては、あまり心配したためしがない。というか「よけいな心配をしても始まらない」という気持ちが強い。どんな人間でも“不慮の災難”は避けようがない。 続きを読む
引っ越しによって家具調度品だけでなく“家電類”もいろいろと変わった。特にエアコンは引っ越しでもしなければ北国の家庭ではあまり変えない。なぜ「北国」と念を押すのかといえば、通常、北海 続きを読む
わたしが今日あるのは、あの社長のおかげだといって良い。「あの社長」の名前を出しても、たぶん誰も知らない。大体がわたし自身“下の方の名”は忘れてしまった。小さな町工場の“しがない社長 続きを読む
引っ越しをすることで、予期せぬモノにいろいろとお目に掛かる。昔のホロスコープや手型の記録もそうだが、今度は28年前に私自身が“自分の引っ越し”に関して、風水家相的な観点から記録発表 続きを読む
今回の引っ越しにおいて、わたしは“優雅であること”にこだわった。だから、多くのヨーロッパ家具を求め、それも17世紀~18世紀に使用されていたような雰囲気のモノを求めた。その結果、そ 続きを読む
昨日、わたしの“大いなる誤り”で210㎝の書棚を新居に搬入できなかったことを書いたが、その結果として行わなければならなくなった作業がある。ムダな書籍や資料などは極力“捨てる”ための 続きを読む
昨日は「すばらしい部屋」に泊った話を書いたので、今日は「風水・方位はあなどれない」という話を書きたい。個人的な話になるが、わたしは数日前に“お引越し”をした。同じ札幌市内ではあるが 続きを読む
皆さんは一流ホテルの「スィートルーム」に“泊った”ことはあるだろうか。ほとんどの方がないに違いない。何しろ本当は“超お高い”のだ。実は訳あって先日その「スィートルーム」に泊らせても 続きを読む
どんな人でも“老いる”のは嫌だ。けれども、老いは確実に近づいてくる。そういう時、人は何をするのか。その一つの答えのようなものとして俳優・仲代達矢氏は舞台に立っている。もう90歳とい 続きを読む
最近「日本は遅れている」という記事を眼にすることが多い。なんでも“早ければ良い”というものでもないが、やはり「遅れている」よりは「先んじている」方が何となく気持ちが良い。そういう点 続きを読む