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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


デビュー作「孫を筆おろし…」86歳のAV女優⁉


世の中には「すごいな」と思わせる人がときどき出現する。この人の記事を読んで、わたしが何よりも「すごいな」と思ったのは、83歳になってから“AV女優”としてデビューしたことだ。通常、60歳くらいまでであれば“勇気のあること”で済む話だが、さすがに80代になってから“AV女優デビュー”をするという話は、余程のことがない限り“ありえない”と思ってしまう。ただ、もしかすると彼女には、それなりの素質というか“雰囲気”というか、そういうものが備わっていたのかもしれない。それにしても、彼女にAV女優になることを奨めたのは“美容師のお友達”と、その知り合いであるAV業界の営業マンらしいが、3年がかりで口説き落としたらしい。なかなかに粘り強い。正直に言うと、あまりAV女優的なプロポーションはしていない。ところが、彼女のデビュー作は「孫を筆おろししたハイカラ婆ちゃん‼」というタイトルで、そういう設定であれば、確かに“ふつうのお婆ちゃん”的なスタイルの方が良いわけだ。実際、彼女の経歴も、59歳で夫に先立たれるまでは“ごく平凡な主婦”であったらしい。その後、スナック遊びに目覚めて、いろいろ出歩いているうちに、閉店となるスナックを「代わりにやってみないか」と進められ“61歳からスナックママ”としての第二の人生が始まっている。その常連こそ、彼女をAV女優に推薦した女友達なのだ。したがって、彼女に言わせると“83歳からのAV女優業”は第三の人生となるそうだ。一度だけ出演したのではなく、毎年一作品のペースで現在も新しい作品に挑んでいる。だから彼女にとっては“片手間”なわけではない。それにしても、こういう種類の作品が、シリーズ化されているというのは、たぶん“それなりの需要”を持っているからなのに違いない。つまり“孫と祖母”という設定に対してだ。もちろん現代は「お婆ちゃん」といっても、50代とか60代とかのまだまだ若々しい女性たちも沢山いる。ただ彼女の場合にはもう80代のふつうの容姿なのだ。“息子と母親”という設定なら、何となく理解できるが、孫と祖母という設定のAV作品を、いったいどういう人たちが望んでいるのだろう。一般的には、まだ“孫娘とお爺ちゃん”の方が需要としては“ありそう”な気がするのだが……。
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