ZOZOの元社長・前澤友作氏と女優・剛力彩芽氏との“破局報道”が出た。一時的にアメリカに移住し、宇宙旅行に備えたいという前澤氏に対して、もう一度日本で“女優”という仕事に取り組んでみたいという剛力氏との間で“溝”が生れたのだ。おそらく前澤氏の方は「そのためにZOZOを手放したのだ」と自分にも、彼女にも、言い聞かせたかったのだろう。けれども、剛力氏の方は“ZOZOの件”については、何の相談もなかった。自分は“女優”を捨てて一緒について行こうと決めていたのに、事前に何の相談もなかった。そのことで「彼についていく」という気持ちに“揺らぎ”が生じていた。「夢見る少年」のまま大きくなった前澤氏は、一歩踏み外すと、大きく音を立てて崩れてゆく不安定さが常にあった。それでも、その「少年」の部分には“限りない可能性”も秘めていた。剛力氏は、世間を敵に回しても良いから、彼の“可能性”に賭けてみようと思っていた。世間は、容赦なく剛力氏をバッシングした。「金に眼がくらんだ女」でもあるかのようバッシングを続けた。特に「女優を辞めても良い」と言い出した時、周囲は本気で心配し始め、やがて本気で怒りだし、そして見限って離れていった。彼女にとって予期せぬ事態が生じた。信じた人が自分に黙って会社を手放したのだ。そういうことをしそうだな…という予感はあった。けれども実際に“人の手に渡る”と、彼を取り巻く周囲の対応がコロリと変わった。莫大な財産も所有しているが、莫大な借金も存在していたことを初めて知った。女性は“現実”に戻った。やはり女優は続けなければならない。自分は自分として、自立していなければならない。こうして剛力氏は、女優復帰を本気で決断したのだ。もう迷いはなかった。嫌いになったから別れるのではなかった。これとほぼ似たような現象を体験している女優がいる。高橋惠子という女優だ。彼女は、当時まだ10代で「関根恵子」という名で、大胆な演技で注目され、その将来を期待されていた。ところが彼女は、当時売り出し中だった作家と熱烈な恋をし、事務所に無断でアジアへと二人で雲隠れする。いくつもの仕事に穴をあけ、世間から大バッシングを浴びた。一時的には“行方不明”にもなって「女優生命は終わった」と誰もが思った。ところが、しばらく経って「大人の女」を演じられる女優として脚光を浴びるのだ。考えてみれば、“さまざまな運命”や“個性的な生き方”を表現しなければならない女優は、単なる演技よりも、自らの経験を土台にした演技の方がはるかにリアリティを生む。実際、前澤氏と交際する前の彼女には整ってはいるが“凡庸さ”が目立った。そうなると当然、与えられる役どころも決まってしまう。けれども世間からバッシングを浴び、破局をも経験した彼女の横顔には“翳り”が生れた。大女優としての階段に一歩足を踏み入れたのだ。
世の中は変わっていく。だから、その変化にわれわれも付いていかなければならない。それは頭で解かっているのだが、身体はなかなか付いていけない。ローソンが一部店舗で「完全無人の店舗」を展 続きを読む
実は英国では、2015年にも一度、この同じ法案が審議されたことがある。結局、その時にはまだ議会を通過しなかったようだ。ところが、現在は現首相も“賛成”しているようで、世の中の動きと 続きを読む
大昔から「中国」というのは欧米諸国と比べて“解りにくい国”だが、こと「未来への準備」という点では、何を考えているのか、ほんとうに掴みにくい。同じ日のニュースに、その一方では“中長期 続きを読む
最近は一週間に一度は“ボディビル関連”のニュースを目にする。どの業界でも“身体づくり”が大流行りだ。しかも、男性だけではなくて女性たちにも大流行りだ。もちろん健康法の一つとして“フ 続きを読む
誰でも“自分の両親”の「血」を受継いでいる。嫌でも受継いでいる。時には両親よりも“祖父母の遺伝子”の方が強く表に現れることもあるが、とにかく“家系”や“血統”を変えることはできない 続きを読む
犯罪捜査という点にかけては、日本よりもアメリカの方が圧倒的に進んでいるような印象を受ける。「日本」はどうしても“管轄地域”の問題や“持効性”の問題や“担当異動”の問題などあって、さ 続きを読む
ノーベル平和賞が「日本原水爆被害者団体協議会」という“難しい名称”の団体に贈られた。世界中で「核兵器のない世界」を訴えてきた功績のようである。日本人でもほとんどの人が良く知らない団 続きを読む
人間の“評価”というものは難しいものだが、世の中の“8割方の人たち”というのは“マスコミ”とか“口コミなどの世論”とか“自分以外の物差し”を使って、その人を評価しようとする。つまり 続きを読む
いまも続いている“ウクライナ”と“パレスチナ・ガザ地区”の紛争。こういう地政学的な紛争(戦争)は今後もそう簡単に無くなる気配はないが、それによって失われていく世界の“経済的損失”は 続きを読む
誰でも、自分の未来が“良いもの”であって欲しいと思う。それは万人に共通している。ただ、それが“万人にやって来るか”というと、それは違っていて、やって来る人もいれば、やって来ない人も 続きを読む