スペインの大会で「日本」の大坂なおみ選手は、ことのほか弱かった。ランキングで78位のサラ・ソリベストルモ選手に「0-6,3-6」のストレート負けした。彼女は途中で泣き出し、監督に励まされてかろうじて試合を続行した。確かに、1ゲームも取れず第1セットを落としたのは、泣きたいほどの衝撃だったに違いない。けれども、今の彼女はプロ選手である。もはや始めて脚光を浴びた「大坂なおみ」ではない。スポンサーを抱える広告塔でもある。私が、初めて彼女の名を取り上げた時、世間はほとんど誰一人知らないような無名の選手だったが、私は予感的に「この選手はスターになる」と思った。実際、それからあっという間に彼女はスターとなった。けれども、私は彼女がたどたどしい日本語を使い出した時から「これは危うい」と思い始めていた。私の予感とは裏腹に、そこから彼女は「日本人」として熱狂的な支持を受けることになる。彼女の中に“日本の血”が流れていることは間違いがないが、彼女はアメリカで育っている。本来は、肉体も精神も“アメリカ型”だった。日本の情緒性に磨きをかけると、アメリカで培われた“反骨精神”が失われてしまう。日本のファンは、どんな状態でも許してくれる。スポンサー企業も優しい。彼女のように、元々が情緒性豊かな人は、それを制御できる精神があれば、プロ選手として大スターになれる。けれども制御できないと、ガタガタと崩れていく。いくら調整不足とは言っても、78位の選手を相手に“1セットも取れない”というのは危険信号である。しかも、これまでにも時折見られたが、試合中にもかかわらず、涙を流したり、戦闘意欲を無くしてしまう。プロスポーツ選手にとって、あってはならない態度なのだ。情緒性が豊かなことは決して悪い事ではない。プロスポーツ選手で“人気者”となる人には、そういう人が多いのだ。けれども、それがあまりにも競技に反映してしまうと、勝利の女神が遠ざかっていく。観客が見守っているのは「戦場」だからだ。
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