「菅政権」の支持率が急落している。今月19日20日に行った朝日新聞の調査で11月は「56%」だった支持率(不支持は20%)が、12月は「39%」(不支持は35%)になった。一番の原因は「GoToトラベル」のようである。まあ、そのこと自体は致し方がない。「やる」といったり「やらない」といったりで国民が混乱したのは間違いがない。ただ、この支持率の急落にはマスコミが多いに関わっている。最初の頃、マスコミ全体が連日にわたって「GoToトラベル」「GoToイート」の大宣伝を行っていた。当初は、批判など全くしていなかったのだ。それが12月に入って「感染者数」が再び増えて来て、“旅行”や“飲食”が増えたからだという指摘を視聴者たちから受け、それまで“宣伝役”を買って出ていたマスコミたちは、自分たちに矛先が向かうことを怖れ、いっせいに「菅政権」批判へと切り替えた。その結果としての“支持率急落”ではないか。「国民の声」を代表するのがマスコミかもしれないが、その“豹変ぶり”はあまりにも露骨である。もちろん「菅政権」が後手に回ったのも悪い。ただ、マスコミが“世論を誘導した”ように視えることも事実なのだ。マスコミ自体が、それに気付いていて、自らの在り方も“反省する”なら良いのだが、おそらく反省などしないことだろう。そこに問題がある。実は、現在、日本だけでなく、世界的に「トップ」の支持率が急落している。しかも、その多くはこの“感染症対策”が原因になっている。前例が乏しいだけに、どこの国も、どう舵取りをして良いのか“手探り状態”で政策を決断しているというのが実態のようだ。そういう意味では、別にマスコミから叩かれようが、支持率が急降下しようが、そんなに慌てることはない。むしろ、支持率に右往左往する方が見苦しい。それよりも、マスコミに“左右されない方針”をじっくり打ち出していく、という姿勢が望ましい。大体、日本のマスコミは「菅義偉氏の首相誕生」を持ち上げすぎたのだ。本来、サブリーダー型で、国のトップに立つべき人物ではない。それを、かつての田中角栄氏と“同等な人物”でもあるかのような“持ち上げ方”をしていた。もともと田中角栄氏とは「器の大きさ」が異なる。彼は三十代の時から「将来の総理大臣」と嘱望されていた。是非はあるかもしれないが、運命的な観点から言って「大物」であったことは間違いがないのだ。そういう風な観方からすると、菅義偉氏は最初から「大物」として政界に乗り出したわけではない。彼だけを責めるのは、酷なのだ。
毎日のように多くの女性タレントや歌手や女優やモデルが自らのSNSを使ってコメントを発する。その7割から8割は“他愛もない日常”のひとコマだ。けれども、そのうちのいくつかは“ネットニ 続きを読む
近年「LGBT」つまり“一般的でない性自認”に関しての法律的な問題や出来事などが報道されやすい。日本の場合は、それほど過激なデモなどにはならないが、欧米諸国では制度改正などを求める 続きを読む
群馬県桐生市を活動の拠点としている“お笑いコンビ・ワンクッション”が、桐生市内の歯科関連製品メーカーである「新見化学工業」敷地内に、社長から無償提供された店舗を使って駄菓子屋「よこ 続きを読む
私は視ていないが、日本テレビ系列の「上田と女が吠える夜」で、TVの“占い番組”でヤラセが横行していることを、現在フリーアナである中村仁美氏が暴露したことをスポーツ紙が取り上げている 続きを読む
私用でJRの“特急電車”に乗った。前に乗った時にも感じたことなのだが、現在のJR北海道の電車は異様なほど揺れる。特に特急電車はスピードを出している分、その揺れが激しい。この激しい揺 続きを読む
裁判官というのは、あたりまえの話だが「人間」である。「神」ではない。だから、その裁判官たちの“多数決”によって下される決定もまた“常に正しい”とは限らない。アメリカの最高裁が197 続きを読む
人間には産まれてから死ぬまで、ずっと同じ街や田舎で生きて死んでいく人もいる。だが、そういう人は少なく、多くの人は産まれた街と、人生の大半を過ごす街と、余生を送る街とは違っているもの 続きを読む
私には以前から、不思議でならないことがある。女性の政治家を“もっと増やすべき”という世界的な風潮である。どうしてなのだろう。もちろん女性目線の政治は絶対に必要だ。だから、女性の政治 続きを読む
私は「人間の運命」を扱う仕事をしている関係で、どうしても波乱万丈というか、変化に富んだ、或いは起伏に富んだ人生を歩んでいる人に興味を抱く。そういう点で大変に興味深いのがアウン・サン 続きを読む
このところ暗い話題が多いので、ひとつ“明るい見通し”をお届けしよう。“日本の未来”についてだ。その具体的なよりどころとなる「日本株」が、もしかすると再び急騰し始めるかもしれない。な 続きを読む