世の中、一生懸命でも“中々報われない人”と、いい加減でも“スポットライトを浴びる人”とがいる。何も知らずに“TVに出てしまう人”もいれば、いつの間にか“霊に仕立てられてしまう人”もいる。7月19日TBS系列で放映された番組の中で「合成された心霊写真」を“本物の心霊写真”であるかのように放送したとして話題になっている。問題はいくつもある。まず、本人たちの許可を得ないで1枚の写真が勝手に使われていること、写っている人たちの証言が正しければ元々の写真に心霊らしき画像はなかったこと、その写真を心霊研究家に見せて“心霊写真”としてのコメントを求めていること、番組MCやゲストたちも含めて“ヤラセ写真”の片棒を担がせていること…つまり、番組制作スタッフは“真夏の恐怖”を演出したかった。それには“心霊写真”が良いということになった。だが、適当なものがなかった。無いなら“作れば良い”ということになった。そこで2枚の写真を合成した。1枚は、普通の3人組が展望台を訪れた時の写真、もちろん心霊写真ではなかった。それを足元に“別な写真から切り抜いた女性の顔”をぼかして挿入することで“心霊写真”らしくする。それを本物らしくするために、わざわざ心霊研究家の方に依頼し、鑑定して頂く。実際、その写真に対して「事故死した女性の霊で、この世に強い未練を残している」という願ってもないコメントを得られた。まさか、後になって、写っていた本人たちが「あの写真に霊など写っていなかった」とツイッターで発信するとは考えていなかったのだろう。だから、TBS側はそれに対してのコメントを控えている。「霊」として表出している顔写真は、ぼかされているので本人が気付いていないかもしれない。つまり、展望台の3人も、霊の女性も、心霊研究家も、MCや出演者も、視聴者も、すべてを欺き裏切った“ヤラセ写真”だということになる。これは罪が重い。そして何よりも、実際に“霊界を彷徨っている”「霊」たちに対して失礼この上ない。もし、“ヤラセ”で扱いたいなら、関係者に対して事前に連絡し、承諾を得なければならないし、番組の中でもきちんとそれを表示しなければならない。それをしなかったから「霊」たちも本人たちを促して、今回のは“ヤラセ”であることを発信させたのだ。
人の運命は、わからない。アメリカのデトロイトの養護施設で15歳の時に出産した少女は、やがて、その25年後にアフリカのガーナの都市タマレにおいて、14世紀に建国された「ダグボン王国」 続きを読む
ときどき地震学者というのは、何のためにいるのだろう…と思うことがある。政府が調査を依頼した「地震調査委員会」が一連の能登半島の地震活動に関しての結果報告を行ったが、すべてがあいまい 続きを読む
わたしは以前から、人間をすべて“平等”に扱おうとすること自体に対して疑問を持っている。近年はコンプライアンスの浸透から「平等でなければならない」という考えがはびこっているが、ほんと 続きを読む
北イタリアの田舎町にその大学はある。年間の授業料が250万円という大学だが、世界各国から優秀な学生たちが集まってくる。正式名称は面倒なので省くが「食科学大学」という3年制の大学だ。 続きを読む
不思議なことというのが、世の中にはよくある。その一つに「運気の共通性」というものがある。もっとも、これは私だけが言っていることで、他の誰かが言っていた言葉ではない。けれども、敏感な 続きを読む
大変に興味深い映画の全国上映が決った。正直言って、この映画は興味深いが、あまり“おすすめ”は出来ない。まあ、今の時代に“何となく”鬱積したものを感じている人には“おすすめ”と言える 続きを読む
アフリカ中央部に位置する「コンゴ」という国は、われわれにとってはあまりなじみ深い国ではない。したがって、どうしても“遠い国の出来事”と考えがちだ。ただ昔、流行(⁉)したエイズなども 続きを読む
わたしは「運命」というものを扱う仕事をしている関係から、どうしても人生的に“波乱の多い人”や“人生遍歴の激しい人”に眼が行きがちなところがある。そういう点から言って、この人は“良い 続きを読む
韓国の尹大統領は3日、TV演説を行い「非常戒厳」を発動した。戦争の時などを想定している“大統領権限”だが、すべての政治活動が禁止され、メディアなども統制を受ける事態となる予定で、突 続きを読む
人の言葉には「幸運」を呼び込む力を持っている言葉と「悪運」を呼び込む力を持っている言葉とがある。特に、不運なことが重なって、落ち込みそうなとき、自らに“言い聞かせる”かのような前向 続きを読む