昔から“不思議に思っているもの”がある。毎年、12月に登場する「変わり羽子板」の画像が、今一つ本人に似ていないことだ。今年も昨日東京の「久月」でお披露目された。1986年より、毎年続けられている。そして必ず、その年“注目された人”などを取り上げている。その試み自体は良いと思うのだが、今年も「羽生結弦」「大坂なおみ」「安室奈美恵」などがつくられたと紹介しているが、どの画像も今一つにていない。これは羽子板に描くということが難しいからなのであろうか。何年か経って観た時に「これって誰の顔だったっけ?」となりそうで心配なのだ。ところで、羽子板というのは元々は“羽を打ち合う競技”なわけだから、一方の選手用だけを作っても仕方が無いように思うのは私だけなのであろうか。例えば、今年の場合「大坂なおみ」を登場させるなら「セリーナ・ウィリアムズ」も登場させた方が、競技としては絶対に面白い。そうすれば、子供同士で二人の選手になりきって遊べるではないか。同じように「安室奈美恵」には「浜崎あゆみ」が必然だし「貴ノ岩」には「日馬富士」、「トランプ」には「習近平」が必然だろう。そういう宿命のライバル同士による羽子板を“セットで売り出す”形を取れば、多少似ていなくても、誰も気にすることなく喜んで日本人も外国人も買い求めることだろう。特に、“嫌いな人物”がいる場合には、その顔を目掛けて羽を撃つことが出来る。いや、貴ノ岩と日馬富士の場合は、傷付かないよう素材を工夫し最初から羽子板で殴り合った方が良いのかもしれない。トランプと習近平の場合は、勝った方が“お年玉”を総取り出来るようにすれば良い。これほどストレス発散に良いスポーツは他にない。そういう対決というのは、やっぱり外から見ている分には面白い。ただ教育上はよろしくないので、18歳以上の“限定品”として売り出すべきだろう。
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