仕事には大きく分けて、企業や上司から“与えられた仕事”と、自らの希望や選択で“掴み取る仕事”とがある。“与えられた仕事”は、当然ながら本人の“意にそわない仕事”の場合もある。けれども、その企業とか組織に属している以上、通常は引き受けなければならない。この仕事は嫌だと言って拒絶ばかりしていたなら、その企業や組織からは出ていかなければならない。解かりやすく言えば“クビ”になる。どうしても仕事を選択したいのなら、自ら独立して、或いはフリーで仕事をすればよい。もっとも、フリーになったからと言って、“好きな仕事”ばかり出来るかというと、そうはいかない。それどころか、仕事そのものが中々得られないケースさえもある。或いは、仕事そのものは自由に選択できるが、収入が見合わない、というケースも出て来る。本当に自分がやりたい仕事だけをやって、生活している人は驚くほど数少ないものだ。人間は“わがまま”に出来ていて、一見、やりたいことだけをやって生きているような人でも、自らの仕事に満足しているかと言えば、必ずしもそうではない。「他人の芝生はきれいに見える」で、自分が実際に行うまでは楽しそうに見えるような仕事でも、いざ自分で行ってみると苦労の連続が待っていたりする。自分の能力では難しいと気付かされることもあれば、苦労の割には成果が得られないことに愕然とすることもある。逆に、本当は“やりたい仕事”ではないけれども、仕方なく“与えられた仕事”と割り切って一生懸命に行っていくことで、充実感が得られるとか、達成感が得られるような場合もある。また十二分な報酬が得られることもある。昨日も、芸能界で13歳から仕事を始め、人気を得ていた女優が22歳になって突如引退した。多くの人が“憧れる職業”でも、そしてスポットライトの中で華やかに笑っていても、自らの仕事に“違和感”を覚えて、生きていること自体が辛くなることもある。誰もが、同じような“条件”の中で仕事をしている。彼女は自らの選択で“掴み取る仕事”に生涯を捧げようとしているが、その選択が正しいのかどうかは、神様にもわからない。
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「松本人志」「中居正広」「国分太一」……最近は次々と大物芸能人の“ハラスメント行為”が発覚し、芸能界から締め出されつつある。いずれも若い時から一世風靡した人たちだ。つまり、あまり苦 続きを読む