円が再び“危機”を迎えようとしている。つまり、1ドル=100円を切って“円高方向”へと加速しそうなのだ。何度も述べているように「輸出国・日本」は“円安”に向かわなければ国家が潤わない。「通貨安競争」と言って、どの国でも自国通貨を導く政策を模索しているが、とりわけ日本はその“高・安”がもろに経済を直撃するようにできている。その影響は一番先に“日本の株価”を低迷させる。日本株は、外国人投資家の所有比率が高いので、企業収益が損なわれる“円高”は、外国人投資家から“売り”を浴びせられる。つまり株価が急落する。株価が急落すると企業価値が下がるので、“不安視した日本の投資家たち”が“売り”に追従する。こうして、ますます株価は急落する。しかも、ここで重要なのは、外国人投資家たちは「円」ではなく「ドル」換算で“日本株”を売買していることだ。ドル換算で見ると、円高なので“よほど下げないと”下がった印象を与えない。だから極端に下げるのだ。日本人投資家は「円」換算なので“急落した形”と映る。したがって“日本株”は、円高になるほど外国株よりも“下落幅が大きい”のだ。株価が下がると“不景気”になって、物が売れなくなり“デフレ”に逆戻りとなる。当然、企業収益が減るので、給料も減り始めるという図式だ。円高を阻止するには、日銀の“大胆な追加緩和”と、政府の“大胆な規制改革”が必要なのだが、そのどちらもが中途半端で、今一つ効果が出ていない。特に「マイナス金利」は中途半端にやるから効果が出ないので、やるなら“批判覚悟”で大胆に推し進めなければ、海外のヘッジファンドから“せせら笑うような円買い”を浴びせられる。中途半端な日銀と政府の“弱腰政策”が、自らを“袋小路”に追い込んでいる。
今年の株主総会が何事もなく終わって、一応のケリが付いたかのように視えていたフジテレビ(厳密にはフジ・メディア・ホールディングス株式会社)だが、どうも、そうでもないらしい。その後も、 続きを読む
ここ数日、日本国内でも各地で猛暑や酷暑の状態が続いているが、その少し前から欧州においても熱波の状態は続いていて、各地でじわじわと“その被害”が拡大している。欧州の12都市、すなわち 続きを読む
昨日、外国人に関する“人権”や“難民”問題を扱っている主要な8団体が結束して、選挙に関連して拡散している「外国人が優遇されている」という噂は「まったく根拠のないデマであり誤解である 続きを読む
現在、ダライ・ラマ率いるチベット仏教はインド北西部ダラムサラに拠点を置いている。最近、ベトナムに派遣されていた高層の1人が現地警察と中国諜報員とによって拘束され、その3日後に“不可 続きを読む
人にはときどき“自分の人生”において、妙に“交錯する相手”というものがある。どうしても“避けては通れない相手”とでも言おうか。今から19年前、早稲田実業高校のエースだった斎藤佑樹投 続きを読む
30年ぶりに再ブレークしつつある女優……という形で取り上げられていたのが安達祐実氏だ。確かに30年前、子供ながら「同情するなら金をくれ‼」というセリフは俄然ブームを巻き起こし「流行 続きを読む
いま注目の参政党の党首・神谷宗幣氏が7月3日の街頭演説において「高齢の女性は子供が産めない」と発言したことに対して、一部の有名人たちが激しく嚙みついている。その代表は元宝塚女優の毬 続きを読む
なにやら物騒な予言が“独り歩きをしている”ようだ。漫画家のたつき諒氏による「2025年7月5日に大災害が起こる」という予言だ。都市伝説として、たつき諒氏には過去の東日本大震災の予言 続きを読む
熊本県天草市の本渡郵便局の配達員が、今年4月、配達すべき郵便物500個を“ごみ集積場”に破棄していて、それを集積場の近隣住民が気付き、郵便局に知らせて事件が発覚、問題の配達員が解雇 続きを読む
私などはどうしても昔の名前である「桂三枝」と言いたくなるのだが、もう6代目「桂文枝」を襲名して13年も経っている。それなのに、未だに「三枝」と言いたくなるのは、妙に、その名と本人の 続きを読む