河野景子氏の雑誌インタビューが載っていた。2018年に離婚し「花田景子」から「河野景子」に戻ったわけだが、その後のことを「第3章」という形で語っている。つまり、アナウンサーとして活躍し貴乃花と結婚するまでを「第1章」とし、嫁いで“相撲部屋の女将”としての期間を「第2章」とし、離婚して名前も戻して再スタートを切ってからを「第3章」だと自分で位置付けているようなのだ。一般的にはそういう“生き方”を「身勝手だ」と批判する向きもあるようだが、運命学的な観点からは極めて理に適った“生き方”であるし“運命の捉え方”でもある。日本人は、とかく女性の“自主的な生き方”を認めたがらないような傾向があって、いったん嫁いだなら、最後までまっとうすべきという意見が多い。けれども、仕事でも結婚でもそうだが、最期までまっとうしたから“立派”で、途中で決別したから一概に“身勝手”とは決めつけられない。運命学的な観点から言えば、長い人生には誰しも“分岐点”と言えるような「時期」がある。選択を迫られるような「場面」がある。そういう時に、大きく左右するのは本人の性格である。自分の中で、どう決断して、いつ実行に移すかは、運命的な事情と背中合わせになっているケースも多い。最終的には、自分自身の人生なのだ。他人が変わってくれたり、責任を取ってくれたりはしない。そうであるなら、意志的に行動していく方が「幸運」を引寄せやすい。それに後悔しないものだ。「幸運の女神」には“後ろ髪がない”と言われ、あとになって、あのとき動いていれば…とか、あのとき選んでおけば…とか、思っても“後の祭り”なのだ。運命学的にも、人生上におけるチャンスというのは、そう何度も何度も起こるものではない。また、あまりチャンスに恵まれない人であっても、人生に一度や二度は必ず「幸運の女神」がやってくる時期はある。その時のための準備をしておけばよいが、日頃から“あきらめモード”で投げやりになっていた場合には、ふいに訪れたチャンスも見送ってしまうようなことになりやすい。河野景子氏は「“第3章”の扉を開いたことは、まったく後悔していません」と言い切っている。そして、その通りなのだが「変えられるのは未来だけだ」と言い切ってもいる。過去を嘆いたり、過去にしがみついたりするより、未来に“救い”と“希望”を求める方が現実的だし、運命学的にも理に適った“生き方”となる。彼女自身が言うように「自分で自分を救う」しかないのだ。
オリンピックを「平和の祭典」というふうな表現をしていたのはいつだったろう。いや、今でもだろうか。まさか、もう誰もそんなことは信じない。いろいろな意味で、オリンピックは汚れてしまった 続きを読む
ときどき“ややこしいこと”をする人がいる。そしてそれが妙に注目を集めて、欧米においては“寵児”として人気者になったりするケースも多い。そういう人物の一人が「アヤ・ナカムラ」だ。果た 続きを読む
わたしは動物たちに関して詳しくないのでわからないが、犬は「飼い主」を求める性質を持ち、猫は「飼われた家」を求める性質を持つ、ということは知っている。つまり、どこまでも飼い主を捜し求 続きを読む
国家の“経済運営”に大きな役割を果たすのが中央銀行の「利上げ」と「利下げ」の決断だ。現在、その「利上げ・利下げ」の両方で、日本とアメリカ…それぞれに“決断の時”が訪れようとしている 続きを読む
近年、アスリートたちの“早熟化”が進んでいる。あらゆるスポーツの分野で、幼い頃からの“英才教育”とでもいうか、特別指導が行われていて、それが実を結んで、早くからその能力を存分に発揮 続きを読む
世間の9割方が、今回の米大統領選は「トランプで勝負あった」と見ていたのに、ここにきてバイデン現大統領が「撤退」を表明。現副大統領である「カマラ・ハリス女史を推す‼」と方針転換した、 続きを読む
“時代の変化”はどうしようもなく、やって来る。それは誰しもが経験することで、どの年齢の人たちもが、いずれは感じるようになる。問題は、その変化に“自分を合わせて”生きて行けるかだ。こ 続きを読む
異常気象というのは、時として思いもかけぬ「発見」をもたらす。ブラジル南部を襲ったのは記録的な豪雨だった。それによって多数の地域で洪水とか土砂崩れなどが起こったのだが、それによって視 続きを読む
その名前は確かに父親が日本人であることを物語っていた。ファビオ・トシロウ・キクオ氏(42歳)は、6年間交際した相手であるブルーナ・ビジャリーニさんとの結婚式を無事に終え、翌々日には 続きを読む
第171回目の直木賞が、一穂ミチ氏に決まったという。最初は同人誌でボーイズラブ小説を手掛けていて、それが編集者の眼に止まり、近年、一般小説に転向していった作家らしい。それは良いのだ 続きを読む