日本人はどちらかと言えば保守的な人達が多い。だから“危ないもの”には極力手を出さない。けれども、そういう日本に対して今、海外からの“熱い眼差し”が注がれている地域がいくつかある。IR候補地である。要するに「カジノ」の誘致を行うと宣言している地域だ。昨日、その一つである大阪から「撤退する」と表明したのがマカオなどでカジノを展開しているメリコリゾーツだ。そして「横浜ファーストで行く」と宣言したのだ。実は同じような表明を先月行ったのがアメリカのカジノ大手サンズだった。同じように最初は大阪一本で考えていたのだが、方針転換をし、横浜に向けて勢力を結集すると宣言した。つまり、今、横浜はアメリカとマカオ(中国)と、両方から“熱いエール”を浴びた格好になっている。奇しくも、このアメリカと中国とは現在“貿易戦争”の真っただ中である。その両国を代表するカジノ大手が「横浜」に乗り込もうとしているのだ。ところが、当の横浜市民は、残念ながらというべきか、それほど歓迎ムードでもない。調査によると約6割強の市民が「誘致に反対」を表明している。メリコリゾーツの“熱いメッセージ”によれば横浜は「利便性の高い立地、充実した通信設備、国際都市としての知名度など世界を相手に出来る」とべた惚れなのだ。同じようなことをアメリカのサンズも言っていて、大阪からは撤退した。要するに、今後の“世界経済を握る拠点”としてアメリカと中国の両方が「横浜」を狙っている構図なのだ。そして、それを地元市民が今のところはまだ“やんわり拒絶”している雰囲気なのだ。なんともったいない。私には何となく鎖国状態にあった日本が「横浜」を開港させようか迷っていた頃の構図に似ているような気がする。あの頃も、日本は渋々「横浜」だけを“世界”に許したのだ。その結果、日本は大発展をした。確かに、日本の伝統文化は一部損なわれた部分もあるが、結果的にみれば「横浜開港」が、日本をやがて“世界の日本”へと押し上げていったのだ。そういう意味では、答えは決まっている。よく「依存症の問題」をどうこう言う人がいるが、依存症などカジノ以外にも山ほどある。アルコール依存症、ゲーム依存症、パチンコ依存症、買い物依存症、薬物依存症…。カジノだけ取り締まっても何の意味もない。それより“衰退していく経済”を向こうから手助けしてくれるというのに拒絶ばかりしていると、どこかが横取りをしそうで…。
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