こういう場合「損害賠償請求」は成り立つものなのであろうか? 前澤友作氏の「お見合い企画」に応募した女性の中には“会社を辞めた”という人までいるらしい。その場合の「損害賠償請求」だ。まあ、ちょっと気が早すぎるし、択ばれてもいないのに辞めたこと自体が問題だけど…。とにかく、さまざまな女性が応募者の中にいたことだけは間違いがない。彼が「お見合い企画」をぶち上げたのは1月9日のことである。その結果「宇宙旅行で一緒に行くパートナー」に応募した女性は27722人に達していたらしい。なかなかの数である。ところが、1月30日になって、急遽、前澤氏は「やっぱり止める」宣言をした。何んとも人騒がせなことである。止める理由として「自分の気持ちを整理することが出来ない」との“奇妙な言い訳”を掲げている。何かがおかしい。元々これはTVの企画番組である。しかも“素人参加型”の企画番組である。こういう場合、参加するタレントの方に先に打診する。この企画の場合、宇宙が絡んでくるので、本人が持ち込んだ企画なのか、TV局側が働きかけた企画なのか、その部分は私は知らない。どちらにしても、本人の方に“やる気”がなければ番組として成立しない。何しろ宇宙が相手なのだ。身代わりが利かない。だから当然、番組としての趣旨内容を把握したうえでOKを出していたはずだ。まあ、そうでなければ自分からも募集を掛けたりしない。したがって今更「気持ちの整理がつかない」というのは理由にならない。ただ私には前から奇妙に思っていることがある。彼は元々「独身主義」ではなかったのか。だからこそ、恋人を公言した剛力彩芽氏とも入籍しなかった。それなのに何故「お見合い番組」なのだろう。ただ、実はここが重要なのだが彼は最初から「入籍する」とは一言も言っていない。あくまでも「一緒に月まで行ってくれる相手」を求めていたのだ。ところがTV的には「お見合い企画」ということで、当然「結婚を希望する女性達」が大挙応募してくることになる。もしかすると彼は、どこかでTVの企画番組だから「一緒に月旅行を楽しんでくれる女性」が応募してくるものだと勘違いしていたのではないか。実は、これに応募した女性達の種類選考を始めたのが数日前なのだ。そこで彼は初めて数多くの「真摯な花嫁希望者」たちと向き合うことになった。そこで初めて、あまりに真剣で「結婚」を前提にしている女性達と向き合うことになった。宇宙飛行の訓練を想定して、既に会社を辞めて準備しているという女性までもがいる事実を知った。何かが違う。彼の中では「一緒に月旅行を楽しんでくれる女性」だったはずだ。みんな必死過ぎるのだ。だんだん彼自身の気持が萎えてきた。「気持ちの整理がつかない」という彼の言葉は、あまりにも真剣で「結婚前提」とした女性達が眼前にちらつき、うろたえてしまった彼の言葉なのだ。
オリンピックを「平和の祭典」というふうな表現をしていたのはいつだったろう。いや、今でもだろうか。まさか、もう誰もそんなことは信じない。いろいろな意味で、オリンピックは汚れてしまった 続きを読む
ときどき“ややこしいこと”をする人がいる。そしてそれが妙に注目を集めて、欧米においては“寵児”として人気者になったりするケースも多い。そういう人物の一人が「アヤ・ナカムラ」だ。果た 続きを読む
わたしは動物たちに関して詳しくないのでわからないが、犬は「飼い主」を求める性質を持ち、猫は「飼われた家」を求める性質を持つ、ということは知っている。つまり、どこまでも飼い主を捜し求 続きを読む
国家の“経済運営”に大きな役割を果たすのが中央銀行の「利上げ」と「利下げ」の決断だ。現在、その「利上げ・利下げ」の両方で、日本とアメリカ…それぞれに“決断の時”が訪れようとしている 続きを読む
近年、アスリートたちの“早熟化”が進んでいる。あらゆるスポーツの分野で、幼い頃からの“英才教育”とでもいうか、特別指導が行われていて、それが実を結んで、早くからその能力を存分に発揮 続きを読む
世間の9割方が、今回の米大統領選は「トランプで勝負あった」と見ていたのに、ここにきてバイデン現大統領が「撤退」を表明。現副大統領である「カマラ・ハリス女史を推す‼」と方針転換した、 続きを読む
“時代の変化”はどうしようもなく、やって来る。それは誰しもが経験することで、どの年齢の人たちもが、いずれは感じるようになる。問題は、その変化に“自分を合わせて”生きて行けるかだ。こ 続きを読む
異常気象というのは、時として思いもかけぬ「発見」をもたらす。ブラジル南部を襲ったのは記録的な豪雨だった。それによって多数の地域で洪水とか土砂崩れなどが起こったのだが、それによって視 続きを読む
その名前は確かに父親が日本人であることを物語っていた。ファビオ・トシロウ・キクオ氏(42歳)は、6年間交際した相手であるブルーナ・ビジャリーニさんとの結婚式を無事に終え、翌々日には 続きを読む
第171回目の直木賞が、一穂ミチ氏に決まったという。最初は同人誌でボーイズラブ小説を手掛けていて、それが編集者の眼に止まり、近年、一般小説に転向していった作家らしい。それは良いのだ 続きを読む