最近、プロスポーツの世界では次代を担う“若き天才”たちが続々と誕生している。ここで取り上げる将棋世界の藤井聡太君など、その典型だ。まだ14歳の中学生だが、既に昨年10月からプロ棋士四段に昇格した。そして現在まで破竹の勢いで勝つ続け、現在三冠の羽生善治氏をも打ち破った。しかも、浮かれるような点が全くない。囲碁や将棋はスポーツというには異色だが、分類的には“闘いの世界”でスポーツに分類される。まあ、しかし、ゲームに似ていなくもない。そういう意味で“現代っ子”を夢中にさせる要素は十分にある。近年の“天才たち”を見ると、幼くして“全国レベル”に達し、強豪たちの間でもまれている。つまり、幼くして同じような“秀才たち”の中に飛び込むことで、より才能が磨かれ、早くから“天才”としての輝きが増していくようだ。そういう意味では、優れた集団に早く仲間入りさせることが、“天才誕生”には欠かせない、ということになる。なるほど、それでは“占いの世界”にも、それは適用されるだろうか。残念なことに、現在までの“占いの世界”には、そういう“開かれた道場”のようなものがない。本気で、後進を育てよう、という占い師が極端に少ない。また、その実力を競い合う“全国レベル”の大会もない。大体、占いというものを学術としての意識を持ち、より高度なものへ精査していこうという発想が感じられない。古典的な“技(わざ)”としての認識、神秘な“知恵”に止めようという意識、或る種のエンターテイメントとして生き残ろうとする発想、そのどれもが門戸を狭くしている。また学術としての体裁を整えていない。きちんと体系化しようとしても、それを阻もうとする同業者の方がはるかに多い。やがて“占いの世界”にも藤井聡太君のような天才が出現し、すべての人に役立つような学術としての“占い”を構築してくれる日は来るのだろうか。
私などはどうしても昔の名前である「桂三枝」と言いたくなるのだが、もう6代目「桂文枝」を襲名して13年も経っている。それなのに、未だに「三枝」と言いたくなるのは、妙に、その名と本人の 続きを読む
愛知県豊田市で19歳の女性・東川千愛礼さんが、刃物で胸などを刺され玄関先で死亡しているのが発見された。その翌日、京都方面に逃亡していたとみられる元交際相手・安藤陸人(20歳)が殺害 続きを読む
最近、見知らぬというか、聴き慣れないというか、政党が次々と誕生している。時代の変化は、当然、政界にも及んでいて、昔からの“弱小政党”はだんだん忘れられつつある。そこで…というわけで 続きを読む
ペルーのワスカラン山で日本人登山家ふたりが遭難し、その一人である登山家で医師でもある稲田千秋氏(40歳)が亡くなった。もう一人の登山家・寺田紗規氏(35歳)の方は救助されたが衰弱し 続きを読む
いつの頃からか北海道の十勝・大樹町と言えば「宇宙のまち」という形が根付き始めた。この町には、他にも「砂金のまち」とか「ミニバレー発祥のまち」とか「清流日本一のまち」とかいうアピール 続きを読む
今から13年前「東京」と「ニューヨーク」では、ほとんど変わらなかったものがある。ドル換算による当時の“平均月収”だ。やや意外な気もするが、それまでの日本は、そんなに“薄給の国”では 続きを読む
バブル期に放映され人気を集めた「笑ゥせぇるすまん」の実写版12回が、7月18日からテレビ東京系で配信されるという。その主役である“無料で幸せを売る男”喪黒福造役となったのがロバート 続きを読む
6月23日にフジテレビの制作部長が「常習賭博」の疑いで逮捕され、続く24日には現役アナウンサー(27歳)がオンラインカジノを行ったとして「書類送検」された。実質、同じことを行ってい 続きを読む
ときどきTVから録画してあった大昔の映画を観る。昨日も80年代前半に公開された原田知世主演の「時をかける少女」を観た。この映画は筒井康隆氏の小説を脚本化したもので、ちょっとSFっぽ 続きを読む
歴史の教科書に出て来る「ハンムラビ法典」その中に「眼には眼を、歯には歯を」の一節がある。これは一般に誤解されやすい諺でもあるのだが、本来は「眼を潰されたなら、相手の眼を潰し、歯を抜 続きを読む