TVで「サグラダファミリア(聖家族贖罪教会)」の建築で有名なアントニ・ガウディの生涯について特集していました。なんとなく「知っている」と思っていたガウディやサグラダファミリアでしたが、知らないことがいっぱいで改めて「神の存在性」について考えさせられました。まず彼が少年時代からリウマチを患っていたこと。その結果として自由に動けず、植物や自然を観察し、描写する子供時代を送ったこと。建築学校の卒業時、学長に「私は狂人に卒業証書を渡しているのか、天才に卒業証書を渡しているのか」と言わしめたこと。その晩年は全財産をサグラダファミリアに投じ、その地下室に暮らしたこと。そして日課であった教会に出向く途中で電車にはねられ亡くなったこと。すぐ手当すれば命を取り留めたのに、ぼろの衣装から浮浪者に間違われ、病院への到着が遅れて亡くなったこと。通常「聖家族教会」と訳されるが「贖罪教会」が正しいこと。通称「ロザリオの間」には、悪魔から爆薬を渡され掴みかけている少年と、悪魔から札束を渡され拒んでいる少女が、左右に彫像されていること。
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