今年のAKB48総選挙で「結婚宣言」をし、一躍注目を浴びたのが須藤凜々花さんだった。その須藤さんが8月末の卒業を前に、各自が今後の目標を記す色紙の中で「私はドイツで博士号を取ってきます」と宣言していることが明らかとなった。う~ん、この人、無意識なのかもしれないが、中々の“食わせ者”である。「あれ、結婚じゃなかったの?」というやつである。実は、この人、昨年の“総選挙”の時にも「母親が子宮頸がんで闘病中」であることを告白し、周囲を驚かせた。今年の場合は「結婚」だったが、メンバーの誰一人知らされていなかったため、仲間たちにも衝撃を与えた。私はそれがニュースとなった6月19日にブログの中で彼女を扱い、ユニークな惑星配置で“超個性派”であり、AKB48のような組織には向いていないので“離脱すべき”と書いた。結婚に関しては“微妙”とも書いた。その後、一時は“撤回・存続か”と見られていた彼女の活動だが、やはり8月末に卒業することが決まった。ただ“結婚”という方向性は霧に包まれたままである。そして、いつの間にか彼女の宣言は「結婚」から「博士号」へと変わっていた。そういう変節を大人は非難するかもしれないが、彼女はまだ20歳である。この年頃は気持ちの変わりやすい時期で、目標も変更されやすい。新しい「ドイツ留学での博士号」という選択肢も、もしかしたら変わっていくかもしれない。例えば、博士号と思って留学したが、芸術や技術の“特異性”に惹かれて、その方面へと鞍替えしてしまうとか、或いは欧米人男性との“運命的出逢い”から新たな“結婚宣言”が飛び出すとか、別に「博士号」に固執する必要はない。ただ若い女性が“哲学者を目指す”というそれだけでも貴重な存在であることは間違いがない。多少、エキセントリックな部分があり、そういう点で組織向きではないし、良識派からは後ろ指さされそうな点はあるが、最終的には“自分の人生”である。「違う」と思ったら、すぐ方向転換すれば良いのだ。まだ20代であればそれは許される。これが50代を過ぎて行うようになると“手遅れ”の場合も多い。自分の「居場所」を見つけることは、誰もが課せられた“人生最大の仕事”なのかもしれない。
ときどき地震学者というのは、何のためにいるのだろう…と思うことがある。政府が調査を依頼した「地震調査委員会」が一連の能登半島の地震活動に関しての結果報告を行ったが、すべてがあいまい 続きを読む
わたしは以前から、人間をすべて“平等”に扱おうとすること自体に対して疑問を持っている。近年はコンプライアンスの浸透から「平等でなければならない」という考えがはびこっているが、ほんと 続きを読む
北イタリアの田舎町にその大学はある。年間の授業料が250万円という大学だが、世界各国から優秀な学生たちが集まってくる。正式名称は面倒なので省くが「食科学大学」という3年制の大学だ。 続きを読む
不思議なことというのが、世の中にはよくある。その一つに「運気の共通性」というものがある。もっとも、これは私だけが言っていることで、他の誰かが言っていた言葉ではない。けれども、敏感な 続きを読む
大変に興味深い映画の全国上映が決った。正直言って、この映画は興味深いが、あまり“おすすめ”は出来ない。まあ、今の時代に“何となく”鬱積したものを感じている人には“おすすめ”と言える 続きを読む
アフリカ中央部に位置する「コンゴ」という国は、われわれにとってはあまりなじみ深い国ではない。したがって、どうしても“遠い国の出来事”と考えがちだ。ただ昔、流行(⁉)したエイズなども 続きを読む
わたしは「運命」というものを扱う仕事をしている関係から、どうしても人生的に“波乱の多い人”や“人生遍歴の激しい人”に眼が行きがちなところがある。そういう点から言って、この人は“良い 続きを読む
韓国の尹大統領は3日、TV演説を行い「非常戒厳」を発動した。戦争の時などを想定している“大統領権限”だが、すべての政治活動が禁止され、メディアなども統制を受ける事態となる予定で、突 続きを読む
人の言葉には「幸運」を呼び込む力を持っている言葉と「悪運」を呼び込む力を持っている言葉とがある。特に、不運なことが重なって、落ち込みそうなとき、自らに“言い聞かせる”かのような前向 続きを読む
こういうことを書いて良いかどうか、ちょっと迷った。だが、彼の言うことをまともに受け止めてしまう方がおられるかもしれないので、書いておくことにした。経済評論家で、このところ矢継ぎ早に 続きを読む