女性で“妖しい”と表現したくなる人物は時々いるが、男性で“妖しい”と表現したくなる人物はそうそう居ない。けれども、この人物には“妖しい”という表現が良く似合う。それが歌手・俳優のGACKT氏だ。その彼が、突然、本名を公表した。「大城ガクト」というのが本名だそうだ。まあ、しかし「大城」という苗字は既に何かで知っていたような…。彼は本名の公表と同時に、“仮想通貨事業”に乗り出すことをも併せて発表した。「事業?」という部分が何となく引っ掛かる。どういうことなのだろう。実は、彼の言う仮想通貨は「ビットコイン」等ではない。どうやら新たな通貨(?)らしく「SPINDLE」という“投資通貨”らしい。その出来立てらしい事業開設コラムによると、要約すれば“透明性”と“公平性”が最大の“ウリ”の投資通貨のようである。まあ、一言で言うと“妖しい通貨”ということである。大体、“仮想通貨”や“投資通貨”と言いながら、その一方で「透明性」とか「公平性」とか謳うこと自体が不可思議である。本来、投資というものに透明性や公平性はない。それがあるのであれば、そもそも“投資”になどならない。どうなるのかわからないから“投資”なのだ。ところが、日本人で投資に興味を抱く人の中には、この“根本的な部分”を理解していない人が多い。つまり“投資”に確実性を求めるのだ。それは“占い”に100%の的中率を求めるのと同じで、無意味なことなのである。或る程度の“見込み”や“見通し”は建てられても、絶対性など求めてはいけないのが“投資”なのだ。それと同じで“透明性”や“公平性”など、強調すること自体が“妖しい”証拠なのである。その妖しい事業を始めるにあたって本名を公表したのは、自らの「透明性」を示したかったからだろう。けれども、もし、本当にそう思うのであれば、彼はもっとプライベートなどオープンにすべきである。それが出来ないのに、本名だけ知らされて“金”を預けられるであろうか。まあ、彼自身に“投資したい”というファンなら別であろうが、それ以外の人達には“妖しい存在”でしかない。“妖しい通貨”の“妖しい広告塔”として、正月が似合う“一流芸能人”の今後が注目される。
最近の日本では「本音でモノを言ってはいけない風潮」が強い。それが「令和」を生きていく上では必須のようだ。ほとんどの人たちが“その風潮”に習って暮らしている。だから、たまに、そうでは 続きを読む
今から150年ほど前にオランダに生れた女性が、やがてフランスにおいて“踊り子”として脚光を浴び、さらに“ドイツの女スパイH21号”として戦争時に活躍する。やがて密告によって逮捕され 続きを読む
昨日も、北海道の函館に近い福島町で52歳の男性が襲われた。早朝、新聞配達の男性が戸建ての玄関に新聞を差し入れようとした瞬間を襲われたらしい。たまたま遠くから目撃した男性が居たのだが 続きを読む
わたし自身も人のことを言える年齢ではないのだが、ふと彼女のプロフィールに記された年齢に眼が止まった。もう松居一代氏も“68歳”だったのだ。現在、アメリカで単身で暮らしているらしい。 続きを読む
今年の株主総会が何事もなく終わって、一応のケリが付いたかのように視えていたフジテレビ(厳密にはフジ・メディア・ホールディングス株式会社)だが、どうも、そうでもないらしい。その後も、 続きを読む
ここ数日、日本国内でも各地で猛暑や酷暑の状態が続いているが、その少し前から欧州においても熱波の状態は続いていて、各地でじわじわと“その被害”が拡大している。欧州の12都市、すなわち 続きを読む
昨日、外国人に関する“人権”や“難民”問題を扱っている主要な8団体が結束して、選挙に関連して拡散している「外国人が優遇されている」という噂は「まったく根拠のないデマであり誤解である 続きを読む
現在、ダライ・ラマ率いるチベット仏教はインド北西部ダラムサラに拠点を置いている。最近、ベトナムに派遣されていた高層の1人が現地警察と中国諜報員とによって拘束され、その3日後に“不可 続きを読む
人にはときどき“自分の人生”において、妙に“交錯する相手”というものがある。どうしても“避けては通れない相手”とでも言おうか。今から19年前、早稲田実業高校のエースだった斎藤佑樹投 続きを読む
30年ぶりに再ブレークしつつある女優……という形で取り上げられていたのが安達祐実氏だ。確かに30年前、子供ながら「同情するなら金をくれ‼」というセリフは俄然ブームを巻き起こし「流行 続きを読む