内閣府で「ひきこもり」の実態調査が行われた。とりあえず全国で50万人以上の“ひきこもり”が存在していることが確実となった。もちろん“ひきこもり”の線引きは難しいので、実際の人数がどれくらいかは本当のところわからない。ただ50万人以上は確実に存在しているというだけで充分である。思えば私自身も、十代の一時期“ひきこもり”状態だった。今考えると、私は時代的にずれていれば特別“珍しい存在”ではなかったのだが、何しろ大昔なので当時としてみれば“珍しい存在”だった。実は“ひきこもり”だけでなく、“不登校”や“リストカット”など、それから何十年も経って流行(?)するようなことを行っていたのだが、今から思うと、みな懐かしい。そうすべてが“懐かしい出来事”で、夢の時間のようでさえある。人は多かれ少なかれ青春時に悩むものだ。早熟だった私は、十代半ばで一時的に“時間が止まり”、そういうような恥ずかしい「さまよえる時間」を過ごしたのだ。そして、そうだからこそ、人一倍“人の傷み”が分かる人間に成長したのだと今は思っている。あの一時期がなければ、私は「占い」世界に身を置いていたとしても、多くの人たちの“傷み”を実感として“理解できる人間”とはならなかったはずで、そういう意味でも貴重な時間だったと思っている。人は、人生の一時期、道を外れたり、しゃがみこんだり、身動きができなくなったりする時がある。それはそれで後から“貴重な体験”となる。だから、焦りさえしなければ、自暴自棄となって放棄さえしてしまわなければ、必ず、“やり直そうとする”本能が働く。そういう可能性のある“ひきこもり”は、だから安心して良いのだ。見守ってあげるだけでよい。心配な“ひきこもり”は“完全拒絶型”で、周囲すべてに反抗的なタイプだ。犯罪予備軍的な要素を持っている場合は、優しさや放任が“逆効果”となるので注意しなければならない。
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今から13年前「東京」と「ニューヨーク」では、ほとんど変わらなかったものがある。ドル換算による当時の“平均月収”だ。やや意外な気もするが、それまでの日本は、そんなに“薄給の国”では 続きを読む