日本の“先住民”ともいうべき「縄文人」のDNAを分析していた国立科学博物館などの研究チームが、3500~3800年前に生存していた女性の歯の遺伝子から、彼らが常に小集団で移動しながら生活し、狩猟による肉食を中心とした食生活をし、その身長は140センチ前後で瞳は茶色、細い縮れ毛でアルコールに強い体質を持っていたことを突き止めた。顔の復元も行っているが、眉骨高く、眼窩凹み、顔の横幅広く、口唇大きく、法令線クッキリとして、観相学的には闘争本能が強く生活力の強い顔立ちといえる。このような「縄文人」の遺伝子が伝わっている可能性ある日本人は現在では10%前後、アイヌ民族では70%くらいであるという。したがって、現在の日本人で、小柄で茶目で細い縮れっ毛を持ち、アルコールに強く、肉食好きな人は間違いなく「縄文人」の祖先をもっていたことになる。言ってみれば日本の先住民ともいうべき血統を備えている“生まれ”なのだ。アイヌ民族の方達は、眼窩凹み、顔の横幅が広く、口唇大きく…という部分は似ているといえるかもしれない。ただ「茶目」や「細い縮れっ毛」ではない。人種や民族という点からいうと、アイヌ民族と沖縄の先祖の方達は、同じ日本列島でも“異なった遺伝子”を持っているよう感じられる。今回の研究対象となった人物が、3500~3800年前に生存していた女性で、そんなに遠くない。それなのに、その後「弥生人」が入ってきて、やがて「現在の日本人」に繋がっていくのだとしたら、われわれ多くの“一般的日本人”はまだまだ「新顔」で、出来上がって間もない種族というか民族というか、新しい時代になって誕生していることになる。言ってみれば、元々の先住民ともいうべき「縄文人」や「弥生人」の土地を“間借り”させてもらっているような立場で、或る意味ではみんなで“シェアハウス”しているのだともいえる。だから、飲み屋さんに行って、小柄で茶目で縮れっ毛でアルコールに滅茶苦茶強い女性を見たなら、どうぞこれからも「シェアハウス」させてくださいといっておくべきで、新顔なのに“偉そうな顔”で飲んではいけないのだ。
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