私は普段ほとんど他の占い師の動向などは読まない。というか興味がない。ところが、今日、たまたま“手相芸人”として一世を風靡した島田秀平氏の記事をネットで読んで仰天した。彼が「本気でそんな風に思っている」ということが信じられなかったのだ。彼は13年間交際してきた歯科技工士の女性と入籍したらしい。そのこと自体はとても良いことで心から「おめでとう」と祝福したい。それは良いのだが、問題は彼の“手相発言”(ブログ上の記事なのか、雑誌インタビュー記事なのか)にある。つまり、彼は自分自身と彼女の手相に関して発言しているのだが、その中で「結婚線に入るフィッシュは結婚が近づくと現れます」と述べているのだ。自分自身の結婚に関連して述べているのだから、本気で話していることは間違いないだろう。しかも、自分も彼女の手相も「フィッシュが現れた」などと述べている。この「フィッシュ」というのは“魚の形”ということだが、日本的に表現すると“二本の楕円曲線が交錯することで出現する”形状で、一般的には“島型”とか“目型”として知られている形状の先が“割れている形”を指すものである。その「フィッシュ」を“結婚が近づくことで出現する形状”と、彼は解していることになる。私は世界各国の手相書をコレクションしているが、そのようなことを述べている手相書は一冊もない。もちろん、日本の研究者からも、そのような発言は聞いたことがない。私自身、これまで何千、何万の手相を見てきたが、そういう事象に巡り合ったことは一度もない。結婚線に出現する“島型”も“先端の分岐”も“不吉な相”で、だからこそ私は「島田君、大丈夫か!」と言いたくなるのだ。
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