海外の科学サイトに「幸せな人達の九つのポイント」というのが紹介されていた。数百名を70年間にわたって追跡調査した結果から浮かび上がったポイントであるという。ただ私が日本人だからなのか、どうもいまひとつピンとこない。そこで、私でも理解できるような形にアレンジしてみた。ちなみに直訳的には、次のような9ポイントである。①信頼関係の構築。②お金より時間。③収入の高さ。④考える習慣。⑤小さな親切。⑥適度な運動。⑦モノよりコト。⑧瞑想。⑨友人との時間。…ということになる。なんとなく抽象的だし、全体的に解りにくい。そこでアレンジしたものを掲げる。①信頼できる相手がいる。②自由な時間が持てる。③生活に困らない程度の収入がある。④将来の可能性が残されている。⑤誰かを支援している。⑥毎日身体を動かしている。⑦新たな刺激を求めている。⑧心癒される場所がある。⑨愉しい仲間たちがいる。…というように具体化すれば、一応理解できる。私は個人的には、この中で①~④までが特に大切であるような気がする。④は、原文では「考える習慣」となっているが、これは日本だと「悩みやすい人」と重なりやすいものでニュアンス敵に少し違う気がする。彼らのいう「考える」は“自らの将来について熟考する”という風な意味で、それも建設的な未来に対する考察のようなものを指している。したがって“精神的な若さ”というか、“未来への志向”がないと育まれない“考え”である。だから「将来の可能性が残されている」とアレンジしたのだ。⑤~⑨までは絶対的な基準ではなく、確かにあった方が“より良いだろう”と思われるようなポイントである。結局、単独で“幸せを味わう”というより、常に周りに誰かがいて、そういう中で関わり合う形の方が“幸せは実感しやすい”ということなのかもしれない。
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