日本人には元々“ネガティブな人”が多い。同じ情報でも“悪い情報”や“暗い情報”の方に敏感に反応する。毎年3月というのは「自殺対策強化月間」なのだそうだ。そこでLINE(ライン)による自殺防止「相談」を設けたところ、実に1万件以上の相談が寄せられた。その八割は20代以下からの相談で、そのうち9割が女性からの相談であったらしい。かなり極端な“偏り”が見られる。つまり、10代の女性達の多くが自分の将来に対して“希望を持てない”でいる、ということになる。なぜ“希望を持てない”のか…知り過ぎてしまったからなのだ。現在、ネットにはさまざまな情報があふれていて、10代の女性達は嫌でも、その“情報の渦”に巻き込まれながら生活している。多分、男性達よりも、そういう点では情報に対して過敏な生活を強いられているのだ。しかも、それらには“ネガティブな情報”が多い。昔だったら、知らなくても過ごせた、興味を持たないまま通り過ぎることが出来た、自分と周りとの“比較”。自分とアイドルとの“比較”。自分自身に対しての“評価”とか“評判”。さまざまな情報からもたらされる“将来の可能性”。身動きが出来ないほどの“情報の渦”に巻き込まれて、活き活きとした同世代からはじかれてしまって、或いは取り残されてしまって、うろたえ、もがいている一部の10代女性達がいる。LINEなどの情報ツールは、仲間同士を“つなげた”が、そのことが逆に“逃れられない足かせ”を与えてもいる。だから“みんなから嫌われる”ことを人一倍恐れるのだ。昔、そういう“つながり”がなかったころの方が、人々は“つながって”いた。奇妙なことに、その頃の方が“つながって”いたのだ。形だけの“つながり”が、全てを失わさせた。けれども、もう後戻りはできない。私のように“スマホ”も“携帯電話”も持っていない人間は、特殊だ。私は、だから、いつでも“自由”だが、時々“不自由”でもある。本当は“情報の渦”は幸運を授けるはずだったが、逆に不運を増やしたようにも見える。結局、10代の女性達が将来を悲観するような情報だけが押し寄せ、濃霧のように未来を取り巻き「未来が見えない」少女たちは、自らに刃を向けて生きていく。
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バブル期に放映され人気を集めた「笑ゥせぇるすまん」の実写版12回が、7月18日からテレビ東京系で配信されるという。その主役である“無料で幸せを売る男”喪黒福造役となったのがロバート 続きを読む
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