昔から改名し続ける人で「幸福な人」に出逢ったことがない。“改名”自体は悪いことだと思わないが、改名し続けることは“自分を見失うこと”で、決して良いことだと思わない。女性は結婚して「姓」が変わる。したがって、もし二回結婚して二回離婚したなら、姓名が何度も変わることになる。今は離婚後も婚姻姓をそのまま使い続けられるが、潔癖感の強い人は「実家姓」に戻すこともある。そうすると5回姓名を変えることになる。そう考えると、人生において3~4回姓名を変えること自体はそんなに特別なことではない、ということになる。ただ有名人の改名の場合、“公的な名前”だけに何度も変えると目立ちやすい。1980年代、石原真理子という女優がいた。“元祖プッツン女優”と呼ばれ“不倫報道”の多い女優であった。彼女は1993年に「石原真理絵」に改名する。そしてアメリカに留学、心理学や天文学を学んだ。そして、この時期、米国人と結婚もしている。その後、2006年に石原真理子に改名する。この年『ふぞろいな秘密』を出版する。或る意味で芸能界の暴露本であり、彼女と関わった多数の芸能人の実名が記載されていた。2009年「石原真理」に改名、かつてDV恋人であった歌手・玉置浩二氏と再会「婚約・同棲」が世間の注目を浴びた。ところが、半年もたたず破局。その後、フィリピンで事業を立ち上げたが失敗。報道が絶えた。そして昨日、彼女が再び今年2月より「石原真理子」に改名していたことが明らかとなった。どうして明らかになったのかというと、7月22日にコンビニで“弁当一個&お茶一本”を持ち逃げしようとしたとして通報され、警察から取り調べを受け、その容疑を認めたからである。多分、彼女はお腹がすいていたのだ。それにしても、その二つだけを盗もうとしたところに、彼女の“元々の育ちの良さ”が出ている。彼女に関して“悪く書く”ことは簡単である。そして、その方が一般の方からは共感してもらえるだろう。けれども運命家として、私にはそれは出来ない。彼女は何度も名前を変えた。多分、必死だったのだ。けれども、最初にも書いたが、何度も名前を変えるのは“運が良い悪い”という前に“自分自身を見失っている”からである。同時に、自分自身の“人生の選択”に疑問を感じているからでもある。そして、それは彼女だけでなく、多くの人達に共通した“正解の無い”「?」なのだ。
作詞家や作曲家は自分の死後も「作品」が形となって生き続けていく。そういう点で、素晴らしい仕事だと思う。映画や小説もそうだが、自分自身が“この世”から消えても、自分が心血を注いだ作品 続きを読む
ひとは“或る目的”のためには、その長い年月の労力をも惜しまない。毎日、毎日、地下に潜っていって、トンネルを掘り続ける作業も“偉業達成”のためには仕方がない。その地下18mまで降りた 続きを読む
ときどき報道番組などで“限界集落”と呼ばれるものがクローズアップされる。そういう時、一時的には誰もが関心を示すが、要するにそれで終わって、やがてその記憶も薄れていく……。そういう町 続きを読む
走行中の車が対向車線方向に向かってノロノロと動き出す。その車に向かって、一人の女性が叫びながら走り出す。明らかに何らかの異常事態が発生。女性は必死に叫びながら、車を押し止めようとし 続きを読む
エンゼルスの大谷翔平選手が日本人最速の100号ホームランを記録した。文字通り、日本でもアメリカ大リーグでも「二刀流として大活躍」である。前にも書いたことがあるが、私は彼がまだプロ野 続きを読む
ことわざの中には、すぐ納得がいくものもあるが、なかなか納得のいかないものもある。例えば「人を呪わば穴二つ」ということわざも、なかなか即座には同意しがたい。人は誰でも、理不尽な眼に逢 続きを読む
どこか「マスクをしていたのに感染した」という現象と似ているような気がした。「防犯カメラ」が設置されているのに、万引きをする人たちが減らない現象だ。何気なく“万引きGメン”によって摘 続きを読む
わたしは元々あらゆる動物の“保護活動”というものを疑問視している。大自然の生態に対して、人間が「手を加えようとする」こと自体が“神の領域”を犯すことになるような気がするからだ。自然 続きを読む
富山市の「空港スポーツ緑地」と呼ばれる公園内に、その木はある。樹齢40年以上の木だが、その周囲で特別“大きい木”というのでもない。たくさんの木が植えられていた中の一本に過ぎない。誰 続きを読む
5月9日、ニューヨークで行われたオークション会場で落札された故マリリンモンローの肖像画「打ち抜かれたマリリン」はアメリカ人の描いた作品としてはもっとも高額な250億円で落札された。 続きを読む