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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


斎藤知事が「権力者の襟を正している」役割に…


すったもんだの状態からはなかなか抜けられそうにない。兵庫県の斎藤知事だ。「百条委」から「第三者委」の手に移った調査結果は、結局「パワハラ行為」の事実認定を確実なものにした。こんなに何度も何度も問題がぶり返されるのは、やはり斎藤知事の「不徳の致すところ」というべきなのだろうか。とにかく調査の結果がどう出ようと、亡くなった方達は戻って来ないので、今後の県政運営に少しでもプラスになってくれることを願うしかない。わたしは前から思っているのだが、斎藤知事の場合、問題が日本国中に知れ渡ったことで、少なくとも今後は何にしろ“不正なこと”は出来ない。そういう状況が作られた。したがって、少なくとも、彼自身も、そして、彼への反対勢力も、ともに“不正なこと”は出来ない状況の中で、行政を行うことになって、或る意味では、日本一“透明な行政”が行われるだろうと、わたしは思う。いや、彼だけでなく、今回の一連の事件や報道は、日本における“権力者”と呼ばれる人たちの意識に少なからずの変化を与えた。どういう世界であっても権力者が思いのまま“不正を握り潰せる”時代ではなくなった……と世間に知らしめた意義は大きい。ただ同時にSNSの持つ力が、時として“歪んでしまう可能性”についても、改めて考えさせる機会を各方面に与えた。現代はSNSの持つ力が極めて大きいが、一方でその“操り方しだい”では、極めて危険な凶器にもなるということに多くの人は気付き始めている。したがって、今後、政治の世界では特に、これらをどう扱っていくべきか、真剣に議論しなければならない時代に入ったような気がする。SNS全盛の中で生まれ育っていく若者たちは、そのSNSに“大きな落とし穴”があることを気付かなければならない。ほんとうは教育の場で教えなければならない。そうでなければ「闇バイト」や「各種の詐欺」に引き込まれてしまう“罠”がいくつも誕生しつつある。目まぐるしい社会の変化は、同時に目まぐるしい“犯罪形態の変化”を引き起こし、いったいどれを信用して良いのか、だれを信用して良いのか、判らなくさせつつあるのだ。
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