女優の斉藤由貴さんが“不倫報道”を受けて記者会見を開いた。今年はこの手の報道が多い。多くの場合は「否定会見」となる。もっとも、現在は昔と違って“推定”や“憶測”だけで記事にされることはほとんどない。したがって、一流の誌面に載った時には観念した方が良い。ただ日本の場合、不倫報道は仕事に大きく影響する。日本人は元々“潔癖観”の強い民族で、宗教民族ではないのだが背徳行為を許さない意識が強い。かつて石田純一氏が「不倫は文化」と発言して窮地に陥ったように、不倫を肯定的に捉えるとバッシングを受ける傾向が強い。けれども、石田氏の発言にも一理あって、歴史的に見れば様々な芸術や文学は“不倫”を土壌に生れて来たものである。“許されない愛”が数々の“哀しい物語”を生み出し、世界中の人達に共感を与えた。ましてや“役者”という職業は、さまざまな役柄になりきらなければならない。そういう時に過去の体験は“迫真の演技”を産む。経験しているのと、頭で知っているのとでは“天と地”ほどの違いがある。私のような占い師という立場の職業でも、さまざまな体験は相談者にとって、その選択上のポイントの一つになる。昔から「恋の病」というくらいで、占い師の元を“不倫相談”に訪れる人は多い。本人が不倫をしている場合も多いが、配偶者が不倫をしている場合の相談例も多い。その“それぞれ”に対して、過去の体験から語れる占い師は“頼もしい味方”となって解決につなげる場合が多い。けっして誇れるようなことではないが、私自身も昔、“不倫”いう理由から離婚に至った。ギクシャクしていた時期だとはいえ、今考えると“愚かな幻想”が支配していたと思うが、その時にはなかなか冷静になれないものである。特に自然の成り行きの中で、相手側から誘われた場合、衝動に逆らって魅力的な相手を拒絶するのは余程意志が強くないとできない。多くの場合、家庭も大切にしたいが、今の“この愛”も大切にしたい、などと勝手なことを思うものだ。けれども、神様はよくしたもので、必ず「懺悔の部屋」を用意している?
ときどき作家やタレントなどが新聞や雑誌やラジオ・TVなどで「人生相談」のコーナーを持つ。その中には占い師として大変に参考になる考えや観方を述べる人もいれば、首をかしげるような回答を 続きを読む
「モンブラン」と言っても洋菓子のモンブランではない。西欧最高峰として標高4800メートルの高さを誇るモンブランの方だ。そのモンブランに関わる人たちの顔色が、いま一つパッとしない。ど 続きを読む
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かつては日本の社会をリードしていた企業のいくつかが、ここに来て窮地に陥っている。その一つが「楽天」という企業グループだ。モバイル契約者の大量流出が止まらないのだ。本来なら、もっと歓 続きを読む
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いつも思うのだが、ものの言い方に“配慮”を欠く人は「敵」を作りやすい。その典型ともいえるのが「ホリエモン」こと堀江貴文氏と「ひろゆき」こと西村博之氏だ。この二人は途中まで“意気投合 続きを読む
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最近、この種の“報道”が多くなった。元夫婦が“我が児”を奪い合うような感じのニュース記事のことだ。格闘家の才賀紀左衛門氏とタレントのあびる優氏が、一方は週刊文春誌上で「娘の親権は自 続きを読む
最近の日本は映画制作に巨費を投じれない。だから、もちろんバブル期のように「何十億円をかけて制作した映画」などと言うのは存在しなくなった。いま、これを行えるのはアメリカと中国以外には 続きを読む