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今日の迷言・余言・禁言

未来と運命に対するヒントがいっぱい


日本の未来を予兆する「日本株」の急騰開始⁉


このところ暗い話題が多いので、ひとつ“明るい見通し”をお届けしよう。“日本の未来”についてだ。その具体的なよりどころとなる「日本株」が、もしかすると再び急騰し始めるかもしれない。なぜなら“日銀”が“ヘッジファンド”に勝ったからだ。と言っても、何が何だかわからないと思うので、解かるように説明していこう。このところ「日本株」は異様に下げていた。半年後、一年後の「経済を中心にした日本の指標」である“日経平均”は、今年の6月上旬まで世界的な“株価の下落”に足並みをそろえながらも、なんとかギリギリ踏ん張っているように見えた。ところが6月上旬から、その歯止めが急に失われたのだ。10日余りの短い期間で一気に3000円近くも下げた。アメリカ株が上昇してもお構いなしに下げた。実は、この時、大手ヘッジファンドが「日本株」を徹底的に“売り叩いて”いたのだ。なぜなら、世界に足並みを“揃えて”「日銀」も“金融緩和”から“引き締め”に舵を切ると“先読み”をしていたのだ。もし、日銀が実際に“足並み”を揃えたなら、間違いなく「日本株」は大きく下がる。それを見越して、先に売り叩く、というのがヘッジファンドの手法なのだ。そうやってプレッシャーを掛ければ、日銀が“市場からの無言の圧力”に屈して“引き締めに舵を切る”と視ていたからだ。ところが、日銀は屈しなかった。いまの日本で“緩和継続”は仕方がないのだ。その点に関しては「日銀」は間違っていないのだ。その結果、昨日「日本株」はようやく浮上した。まだまだ懐疑的な投資家も多いので、一気に急騰というところまではゆかなかったが、これからは確実に約3000円低下したのだから、それに近いくらいまでは上昇してくれないと困るのだ。実際、ヘッジファンドは“売り叩きすぎた”せいで、今度は“買い戻す”必要に迫られるはずだ。「ドル円相場」も、私が前にも述べたように激しい動きとなっていて、一時期“呼び戻し”もあったが再び135円を突破し、今日は136円台半ばへと突入している。これも海外投資家から観ると「日本株」が“お買い得”に視える材料なので、本来はもっと上昇すべきなのだ。今年は1981年以来の13.81%という羨ましい限りのボーナスの“伸び率”だそうである。日本企業は、円安によって“大いに潤っている”のが実情なのだ。もっとも、これは大手企業105社のみの集計で、中小企業は除かれている。中小企業は“4%減”というのが実情らしい。だから極端なことを言えば、多くの日本人には「ボーナスアップなんて信じられない」ということになる。つまり日本は残念ながら“勝ち組”と“負け組”に分かれてしまったのだ。但し、大企業が“勝たない”と「日本国」の経済は発展できない。そういう風に出来ている。だから、まずは「日本株」が急騰し、日本の大手企業が大儲けし、それから中小や個人のわれわれが“よじ登って行く”構造なので、とりあえずは「日本株」が上向かなければ……⁉
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