アメリカのダウやナスダックの株価が急伸している。クリントン氏の“メール問題”が一応の決着を見たからだ。それによってトランプ氏が大統領となる「リスク」が後退したと投資家たちは判断しているらしい。大統領選を控えて、アメリカはいろいろな意味で大騒ぎだが、多くの日本人にとっては今一つ“興味の外”に置かれている。なぜ興味を持てないのか。多分、クリントン氏もトランプ氏も、両方とも平均的“日本人の体質”に合わない人たちだからだ。もっとも、当のアメリカ人たちにも“ふたりを嫌う人達”は多い。それでも、この二人のうちのどちらかは“次期アメリカ大統領”となる。70歳直前の“年老いたアメリカ大統領”となる。なぜ平均的な日本人は、この二人を応援できないのだろう。それは二人とも共通して“剥き出しのアメリカ人”だからだ。特にトランプ氏は“開拓者時代のアメリカ人”そのもので、政治家というより商売人であり、気品を欠いていることおびただしい。彼にとって政治は“新たな商売”であり、どっちが“損か得か”だけが判断の基準となる。彼を熱狂的に応援している人たちは、同じような発想を持っているアメリカ人だ。したがって、もし彼が大統領になったら、その商売の相手国として中国は相手にするが、日本は相手にしない。儲けが少ないからだ。一方のクリントン氏も“典型的なアメリカ女性”であり、どうも私には日本で活躍する芸能人カイヤさんの顔が思い浮かんで仕方がない。男を踏み台にし、のし上がっていく“攻撃的なアメリカ女性”の典型に思えて仕方がないのだ。まあ政治家なのだから、アメリカという大国を背負っていくのだから、それくらいでなければ務まらないのだが。多分、日本の安倍首相は女性に優しいので、気に入られそうではあるが…。
通常、政治家が“新党”を結成すれば、なんとなく一時的ではあっても“新鮮な雰囲気”が漂うものだ。ところが、今回の新党結成の記者会見は、そういう“新鮮さ”というものがまったく感じられな 続きを読む
単身者や核家族が多くなったことで、ペットを飼う人たちが増えている。犬や猫だけでなく、近年は“さまざまな生き物”をペットとしている例が多い。彼らのほとんどは、そのペットを「家族」とし 続きを読む
ときどき歴史上の人物が、歴史遺産的な事柄に対して貢献していた事実を知る。今回の貢献も、地味だが貴重な貢献と言える。ユネスコの「世界の記憶」国内候補として文部科学省が「三種の仏教聖典 続きを読む
人は最終的に“自分の居場所”を求めて生きて行く。どんなに恵まれた環境でも、そこに“自分が居ない”と思えば、その中で“倖せ”を実感することはできない。人は、本能的に“ここが自分の居場 続きを読む
歴史というのは、時として“逆戻り現象”を生み出す。日本は昭和初期(1920年代後半)の頃、結婚の7割以上が“お見合い”によるものであった。それが徐々に“恋愛結婚”が増えていって19 続きを読む
昔から「死人に口なし」というが、わたしは前から疑っている。ほんとうは死人でも“口がある”場合があるような気がするからだ。特に、殺人事件とか予期せぬ事故に巻き込まれるとかして亡くなら 続きを読む
作家の伊集院静氏が亡くなった。わたしがこの人に注目したのは、彼がまだ作家デビューしたての頃、たまたまその履歴に作詞家としてのペンネームがあり、その名の方で想い出す作品があり「おもし 続きを読む
きのう夕方、横浜に新しく出来た2万人収容できる大型ライブ会場で殺傷事件が起きた。ライブを視に来ていた40代女性が帰り際の通路付近で何者かに刺されたのだ。最初は気付かなかったというく 続きを読む
一時期、タレントの渡辺満里奈氏は“癒し系バラドル”のような存在で多くの男性たちから人気があった。それだけに“ネプチューン”の名倉潤氏との結婚は意外な組み合わせのような気がしたものだ 続きを読む
われわれはどうも誤解しているようだ。北朝鮮が“貧しく遅れた国”だという風に……。そう、誤解なのだ。もう北朝鮮は貧しくもないし、遅れてもいない。確かに、そういう部分も昔はあった。だが 続きを読む